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第3章 軽音部の愛先輩

先輩と後輩の壁はいつになったら壊れるのだろうか....

そう思うだけで何もしないから、先輩と後輩の関係がまた１年…


時が流れるのはとても速いもので、今日は先輩たちの卒業ライブ

愛先輩と毎日会えるのも今日で…さいご…

そして、愛先輩が歌うのをこの学校の視聴覚室で見るのも最後だ

…俺が愛先輩に一目惚れしたここで……


”…ずっと支えてくれた後輩たちに少しでもこの歌で勇気づけることができたらいいなと思います。今までありがとう、皆大好き”


...♪～～～


走り出した足が止まらない
行け! 行け! あの人の隣まで
誰にも抜かれたくないんだ
風! 風! 導いておくれよ

足が止まらない
行け! 行け! あの人の隣まで
誰にも渡したくないんだ
風! 風! 導いておくれよ

……♪～～..