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年上Lovers♡♡
第3章 軽音部の愛先輩
「愛先輩?…キスしません?」
俺が少し先輩を離して問うと、顔を真っ赤にした。
「そういうのは…!大事にしたいの……、とっつんが受験終わるまでしないもん!」
真っ赤な可愛い先輩を見てほっこりしていた俺に衝撃的な言葉が告げられた。
「…嘘ですよね?」
「本当だもん!…今は、これでいい…打ち上げ行こ?…帰りも一緒だよ」
俺の受験が終わるまでってあと1年我慢しなきゃいけないって…そんなの無理と思いながらも、温かい先輩の手を握りかえせば今日のとこは許しといてやるかって思ってしまう。
「…あーいちゃんっ」
「こらっ!愛先輩でしょ!」
そうやって真っ赤になって怒っても怖くないし可愛いだけだよってこと教えてあげたい
「…あい」
耳に囁けば勢いよく振り返る。俺は愛先輩の頬に唇を落とした。
「…ほら、固まってないで打ち上げ」
「……言ったばっかなのに〜〜」
俺は愛先輩を列まで引っ張る。打ち上げで洋に先輩とからかわれたのは言うまでもない。