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年上Lovers♡♡
第4章 保健医の菊ちゃん
ーーチュッ、…チュルッ…
保健室に止むことなく響くキスの音…菊ちゃんの色っぽい表情がたまらない。そろそろ我慢出来なくなりそう、もう無理だ…そう思いながら菊ちゃんと見つめ合っていると……
ーーコンコン
「…失礼しま〜す」
保健室に入ってきたのは、ヒデだった。これは、…不幸中の幸いなのか?
保健室に沈黙が流れたけど、破ったのもヒデだった。
「…なんだ、そーゆーこと」
ニヤニヤと笑ってる顔が腹立つが我慢、我慢
「ちっ、ちがうの、えっとこれは…」
菊ちゃんは慌ててベッドから起きてそわそわしている。
「菊ちゃん、大丈夫だよ。…また来るね」
俺は菊ちゃんの頭を撫でてからヒデと保健室を出た。
俺は幸せだった。ヒデに茶化されても浮かれたままでいて、……菊ちゃんがずっと一人で思い悩んでるなんて思わなかった。