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年上Lovers♡♡
第4章 保健医の菊ちゃん

「……郷田くんっ…」

倒されながらも腕を首に絡める菊ちゃん…、ずっと外面では奥手なタイプと思ってたけど、やっぱり積極的で…菊ちゃんはそういう人なんだって知った。


菊ちゃんは自分で腕に力を入れて俺の顔に近付こうとしてきた。俺は少し体を上げる。

「…なんで、離れるの?」

「菊ちゃんからキスしてくれるんでしょ?早く来て、俺も早くキスしたい」

たくさんの意地悪をする。

菊ちゃんは腕を解こうとしたけど許さない。

頬に手を添え親指で唇をなぞる。

頑張って起き上がるときに腹にこちょこちょした。

菊ちゃんは泣きそうになりながら、絶対明日筋肉痛になる〜って言ってる。

ちょっと意地悪しすぎたかな…?ほんの少しだけ反省して、頑張ったご褒美に菊ちゃんの頭を枕に落とし、俺が顔を近付けた。

「…菊ちゃん、キスして?」

やっと繋がった唇たちが深く重なり合うのに時間はかからなかった。

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