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第1章 新妻拉致レイプ性奴隷へのプロローグ

「香里、ちょっといいかな」
「なに？ お父さん」
娘の香里はたまに夕食を作り、二人で食べることもある。
ほとんど食事の支度をしなかった前妻とは違いよく育ってくれている。
今ではあまりその母親とも会っていないようだった。 ころころと男を変える母親に娘も嫌気がさしているのかもしれなかった。

「お父さん、再婚してもいいかな？」

「……？ えっ、ええーーっ！」
香里が驚くのも無理はない、今までこの家に女性を連れてきたことも、娘に紹介した人もいないのだから。

「お父さん、そんないい人いたんだ？」
「すまない、隠していたわけじゃないんだ、実は自分でも突然そんな気になってね」
「へえ、そうなんだ。 やっぱりママに似てるのかな、その人」
香里も自分を捨てたように離れていった母親のことをあまりよく思っていないのか、うつ向きながら話す。