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第3章 美畜の宴

美雪はゆっくりと、唇を開き、舌を伸ばした。
目を閉じた。微かに震えているのが自分でもわかる。
あまり化粧気のない唇は、またそれで艶めかしさがある、僅かに見える白い歯、そこから何かを舐めるように出された舌。
そこに男の筋肉美にも劣らない立派な逸物が擦りつけられていく。
長い茎胴を横に往復し、大きく開いた雁首で引っ掻く、睾丸を押し付け、ゆっくりと竿先に向かって舐め上げさせていき、敏感な裏側の筋を這わせ、鈴口へと辿る。

「よし、じゃあ口を開けろ……」
うっすらと目を開けて、美雪は舌を伸ばしたまま唇を開いた。男のモノは、喉奥まで見えるようなその口腔内へ、侵入してくる。その男の銛のように大きな先端は、美雪の唇をさらに押し開いて、容易に、喉まで達してしまう。
男のモノはまだ半分も収まっていなかった。