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近くて甘い
第7章 水平りーべ
そっぽを向いて拒否した光瑠にさらに真希は近寄る。



「大丈夫です…優しく抱いてあげれば何もしませんよ。ほら。」



そう言って半ば強引にユキを光瑠に渡した。



「なっ…おっ、おいっ…」



慌てる光瑠の腕を掴んで真希は大丈夫、大丈夫と声をかけた。


ゴクリと唾を飲む。


恐る恐るユキをみると、
ユキは光瑠の腕の中でふぁあと欠伸をした。



あんなにも嫌いだった猫を静かに抱いてる自分が信じられずに光瑠は身体を固まらせている。



また引っ掻かれるのでは…



密かにビクビクする光瑠。

だが、何もしてこないどころかまったりとリラックスしたような表情のユキを見て、不思議と光瑠の身体の緊張もほぐれてきていた。



──────かわいいですよ?



まぁ、分からなくはない…かも…しれない…



そんなことを思いながら、光瑠はいつにない優しい眼差しをユキに向けた。
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