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You are a woman. 〜Miwa〜
第1章 『日常』
取り引き先へ向かう為、エレベーターを降り会社のエントランスに向かった。
‥?なんだアイツは‥
美和と同じ受付けに座る尚の姿はなかったが美和が困った様な顔をしながら男性と話しをしていた。
ワザと近くを通り美和は俺に気付き目で合図を送ってきた。
‥ナンパか?
「美和、これ頼めるか?」
「あ、はい。急ぎですか?」
「ああ、俺がここにいるから頼めるか?」
「はい!」
美和をナンパ野郎から遠ざけ
「何か御用でしょうか?」
「‥君、さっきの子の何?」
「アンタには関係ないだろう!それより内の会社の大事な子をナンパなんてしてんじゃねえよ!」
「なっ!」
ナンパ野郎は、おずおずとその場を去っていった。
‥ったく美和に声掛けるなよ‥
俺はイライラしながら受付けの机をトントンと叩いた。
「昴、ありがとう‥助かった‥」
「美和‥ああいうの多いのか?」
「尚も私も困っているんだよね‥でも上手く交わすから大丈夫だよ」
「しつこい奴がいたら相手の名刺一応、貰っておけよ。わかったか?」
「あっ‥じゃあ、‥これなんだけど‥」
美和が数十枚の名刺を差し出した。
「この人方‥しつこいんだ‥」
「はあ?こんなにか?‥って尚もか?」
「うん‥」
「尚のも寄越せ」
‥英介に伝えないとな‥
俺は深い溜息をつきながら取り引き先へ向かった。
‥?なんだアイツは‥
美和と同じ受付けに座る尚の姿はなかったが美和が困った様な顔をしながら男性と話しをしていた。
ワザと近くを通り美和は俺に気付き目で合図を送ってきた。
‥ナンパか?
「美和、これ頼めるか?」
「あ、はい。急ぎですか?」
「ああ、俺がここにいるから頼めるか?」
「はい!」
美和をナンパ野郎から遠ざけ
「何か御用でしょうか?」
「‥君、さっきの子の何?」
「アンタには関係ないだろう!それより内の会社の大事な子をナンパなんてしてんじゃねえよ!」
「なっ!」
ナンパ野郎は、おずおずとその場を去っていった。
‥ったく美和に声掛けるなよ‥
俺はイライラしながら受付けの机をトントンと叩いた。
「昴、ありがとう‥助かった‥」
「美和‥ああいうの多いのか?」
「尚も私も困っているんだよね‥でも上手く交わすから大丈夫だよ」
「しつこい奴がいたら相手の名刺一応、貰っておけよ。わかったか?」
「あっ‥じゃあ、‥これなんだけど‥」
美和が数十枚の名刺を差し出した。
「この人方‥しつこいんだ‥」
「はあ?こんなにか?‥って尚もか?」
「うん‥」
「尚のも寄越せ」
‥英介に伝えないとな‥
俺は深い溜息をつきながら取り引き先へ向かった。