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You are a woman. 〜Nao〜
第1章 『日常』
事態が動いたのは、尚とのディナーから少し経った頃だった。
「‥はぁ、はぁ、はぁ‥」
美和が慌てて、俺達の部署へ入ってきた。
「美和、何かあったのか?」
「‥はぁ、はぁ‥ちょっと待って‥息整えるから‥」
昴が美和の背中を摩りながら美和を見て笑っていた。
「はあー落ち着いた。あのね今、受付けに尚の彼氏来てるの!」
「‥彼氏?」
「外国野郎か?」
「そうなの、尚なんか困ってるみたい‥ね、どうしたらいいの?ね、英介、尚‥」
「尚はどこにいる?」
「受付けにいる‥」
「おい、英介!早く行け!」
昴の声を背に受け俺はエスカレーターを掛け下りた。
「‥はぁ、はぁ、はぁ‥」
美和が慌てて、俺達の部署へ入ってきた。
「美和、何かあったのか?」
「‥はぁ、はぁ‥ちょっと待って‥息整えるから‥」
昴が美和の背中を摩りながら美和を見て笑っていた。
「はあー落ち着いた。あのね今、受付けに尚の彼氏来てるの!」
「‥彼氏?」
「外国野郎か?」
「そうなの、尚なんか困ってるみたい‥ね、どうしたらいいの?ね、英介、尚‥」
「尚はどこにいる?」
「受付けにいる‥」
「おい、英介!早く行け!」
昴の声を背に受け俺はエスカレーターを掛け下りた。