この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Be Loved
第1章 gemelli☆
学校の教室に着くと、いつものメンバーが僕たちを待ち構えていた。
「はよ、そら、りく」
「おぉ、潮。はよう。」
「はよー…顔色悪いぞ?」
「んー?へーき…」
最初に声をかけてきたのは谷井潮。
華奢で色白な男子。
僕も最初は女の子かと思ったぐらいのべっぴんさん。
なんとも夜遊びが好きらしい…色々と心配だ。
「おはよう!!空覇、いつにも増して眠そうだねえ?陸覇、無理やり起こしたの?…潮もいつにも増してしろいな…」
「そう?」
「だって空覇が起きないんだもん」
「だからってあの起こし方はどうかと思うよ…」
本当に。
「?」
「あの起こし方?何?四の字でもかけられたの?」
「いや…」
次に声をかけてきて、今、首を傾げているのが原田海都。
プロレス技に詳しいのだが、プロレスが好きというわけではないらしい。
180を軽く超える長身。
176cmの僕はどうしたって見上げる形になってしまう。
…忌々しい。
二人に挨拶を返していると、背後に衝撃を感じた。
「りっちゃーんそーちゃーんおっはよぉーーー!!!」
「ぬぉっ」
「うぉっ」
山川波瑠だ。
「タニーもカイもはよ!!!」
「はよ。」
「おはようハル。」
「タニーはまた夜遊び?」
「いや、警察に…」
「え!?補導!!?」
「いや、痴漢に遭って…」
「え!?タニーに痴漢!!?……よっしゃ犯人の金○握りつぶしてやるから連れて来い。」
「いやいや…」
波瑠はいわばこの5人の中のムードメーカーのような存在だ。
「あ、今日国語小テストあるよね」
「あー…勉強してない…」
「へー?4組そんなのあるの?」
「1組は英語の小テストがあったはず。まぁ勉強なんてしてないけどね!!」
「俺だけボッチなんだよなぁ…」
陸覇と潮は4組。
僕と波瑠は1組。
海都だけ3組なのだ。
だから体育祭も音楽祭も敵同士。
「はよ、そら、りく」
「おぉ、潮。はよう。」
「はよー…顔色悪いぞ?」
「んー?へーき…」
最初に声をかけてきたのは谷井潮。
華奢で色白な男子。
僕も最初は女の子かと思ったぐらいのべっぴんさん。
なんとも夜遊びが好きらしい…色々と心配だ。
「おはよう!!空覇、いつにも増して眠そうだねえ?陸覇、無理やり起こしたの?…潮もいつにも増してしろいな…」
「そう?」
「だって空覇が起きないんだもん」
「だからってあの起こし方はどうかと思うよ…」
本当に。
「?」
「あの起こし方?何?四の字でもかけられたの?」
「いや…」
次に声をかけてきて、今、首を傾げているのが原田海都。
プロレス技に詳しいのだが、プロレスが好きというわけではないらしい。
180を軽く超える長身。
176cmの僕はどうしたって見上げる形になってしまう。
…忌々しい。
二人に挨拶を返していると、背後に衝撃を感じた。
「りっちゃーんそーちゃーんおっはよぉーーー!!!」
「ぬぉっ」
「うぉっ」
山川波瑠だ。
「タニーもカイもはよ!!!」
「はよ。」
「おはようハル。」
「タニーはまた夜遊び?」
「いや、警察に…」
「え!?補導!!?」
「いや、痴漢に遭って…」
「え!?タニーに痴漢!!?……よっしゃ犯人の金○握りつぶしてやるから連れて来い。」
「いやいや…」
波瑠はいわばこの5人の中のムードメーカーのような存在だ。
「あ、今日国語小テストあるよね」
「あー…勉強してない…」
「へー?4組そんなのあるの?」
「1組は英語の小テストがあったはず。まぁ勉強なんてしてないけどね!!」
「俺だけボッチなんだよなぁ…」
陸覇と潮は4組。
僕と波瑠は1組。
海都だけ3組なのだ。
だから体育祭も音楽祭も敵同士。