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Be Loved
第1章 gemelli☆
一日が始まれば終わりもあるわけで。
「そーちゃんっ部活行こうにゃー」
放課後。波瑠が猫耳を付けて僕の席へと来た。
なんでも、海都にゲームで負けて罰ゲーム中だとか。
「…っぷ」
「あっ!?そーちゃん笑ったにゃー!!?もうそーちゃん酷い!!嫌いにゃ!!!!」
ちょっと笑ってしまったのが気に食わなかったのか、波瑠は腕組みをし、そっぽを向いてしまった。
「いやいや、可愛いなぁって」
素直な感想。
「…男に言う台詞?それ」
「語尾語尾」
「男に言う台詞かにゃそれは」
「空覇ー」
「ん?」
そんなやり取りをしていると、教室のドアで陸覇が僕を呼んできた。
「どうしたの?陸覇」
陸覇の元へ駆け寄る。
「どうしたのじゃないよ。帰るよ?」
「んぇ?」
陸覇は呆れた顔をしていた。
「教室、父さんも母さんもいないだろ?」
「そーちゃんっ部活行こうにゃー」
放課後。波瑠が猫耳を付けて僕の席へと来た。
なんでも、海都にゲームで負けて罰ゲーム中だとか。
「…っぷ」
「あっ!?そーちゃん笑ったにゃー!!?もうそーちゃん酷い!!嫌いにゃ!!!!」
ちょっと笑ってしまったのが気に食わなかったのか、波瑠は腕組みをし、そっぽを向いてしまった。
「いやいや、可愛いなぁって」
素直な感想。
「…男に言う台詞?それ」
「語尾語尾」
「男に言う台詞かにゃそれは」
「空覇ー」
「ん?」
そんなやり取りをしていると、教室のドアで陸覇が僕を呼んできた。
「どうしたの?陸覇」
陸覇の元へ駆け寄る。
「どうしたのじゃないよ。帰るよ?」
「んぇ?」
陸覇は呆れた顔をしていた。
「教室、父さんも母さんもいないだろ?」