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恋セヨ乙女
第15章 動き出した関係
修学旅行も終わりいつもの日常に戻った。
あの日以来先生とは話してないし授業やHR以外での接触もない。
不自然に避けられることもなければ不必要に近づくこともなく、あれは夢だったんじゃないかと思いたくなるほど適正な距離を保っている。
…本当に夢だったのかな。
授業中、白衣を身に付けた先生をチラチラ見ながらあの夜を思い出す。
ホテルの部屋の青白い蛍光灯、きしむスプリング、先生の手と唇が私に触れて…
太股をギュッと閉じて忘れられない感覚をやり過ごす。
思い出す度胸やあそこがキュンとなって熱い。
あまりにも非現実的な出来事だけど身体はちゃんと覚えている。
夢じゃないって答えてる。
それと同時に先生の態度があれは過ちだったことを示してるんだと思った。
……分かってたけど。
愛とセックスは表裏一体だって思ってた。
少なくとも私は好きな人と愛し合って経験すると自信があった。
最後までしてなくても変わらない。
私は私を愛していない人の手で階段を上り始めてしまった。
悔しいことに先生が私を好きじゃなくても私が先生を好きだったから後悔がない。
そんな安い自分が情けない。
でも先生の態度で私の気持ちはもう揺るぎないものに固まりつつあった。
……大地と付き合おう。
あれから大地とは会ってない。理由をつけて迎えも断っている。
電話したりLINEはしてるけど前ほど気軽ではなかった。
今回の事は私の不用心さも原因の一つだろう。
その事に対して後悔がないと言っても思うことはある。
それは他でもない大地の事。
私の気持ちを大切にしてくれていた大地。
あれだけ想ってくれた人を結果私は蔑ろにしてしまった。
大地に対して申し訳なく思う気持ちはやっぱりあるし、それに私には等身大の大地が合うと思う。
それがこの一件で色々考え私なりに出した答えだ。
もうあんなことを繰り返さないためにもハッキリしなきゃいけない。
…先生にとってあの夜がないことになってるならそれは好都合だ。私も前を向けるから。
あの日以来先生とは話してないし授業やHR以外での接触もない。
不自然に避けられることもなければ不必要に近づくこともなく、あれは夢だったんじゃないかと思いたくなるほど適正な距離を保っている。
…本当に夢だったのかな。
授業中、白衣を身に付けた先生をチラチラ見ながらあの夜を思い出す。
ホテルの部屋の青白い蛍光灯、きしむスプリング、先生の手と唇が私に触れて…
太股をギュッと閉じて忘れられない感覚をやり過ごす。
思い出す度胸やあそこがキュンとなって熱い。
あまりにも非現実的な出来事だけど身体はちゃんと覚えている。
夢じゃないって答えてる。
それと同時に先生の態度があれは過ちだったことを示してるんだと思った。
……分かってたけど。
愛とセックスは表裏一体だって思ってた。
少なくとも私は好きな人と愛し合って経験すると自信があった。
最後までしてなくても変わらない。
私は私を愛していない人の手で階段を上り始めてしまった。
悔しいことに先生が私を好きじゃなくても私が先生を好きだったから後悔がない。
そんな安い自分が情けない。
でも先生の態度で私の気持ちはもう揺るぎないものに固まりつつあった。
……大地と付き合おう。
あれから大地とは会ってない。理由をつけて迎えも断っている。
電話したりLINEはしてるけど前ほど気軽ではなかった。
今回の事は私の不用心さも原因の一つだろう。
その事に対して後悔がないと言っても思うことはある。
それは他でもない大地の事。
私の気持ちを大切にしてくれていた大地。
あれだけ想ってくれた人を結果私は蔑ろにしてしまった。
大地に対して申し訳なく思う気持ちはやっぱりあるし、それに私には等身大の大地が合うと思う。
それがこの一件で色々考え私なりに出した答えだ。
もうあんなことを繰り返さないためにもハッキリしなきゃいけない。
…先生にとってあの夜がないことになってるならそれは好都合だ。私も前を向けるから。