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恋セヨ乙女
第15章 動き出した関係
「ありがとう」


「じゃ、また」



真優を送り届けた帰り道、曲がり角を曲がって真優から見えなくなったところから全速力で走り出す。



俺のテンションは叫びたいくらい最高潮でそれを自制するだけで精一杯。


そのまま家に入り自分の部屋に駆け込んでベッドにダイブする。


………ヤバイ!遂に俺!!



「だあああああああ!!!」


思いきり叫ぶと顔が赤面していくのが分かる。
下半身は熱くたぎり今までにないほど身も心も興奮している。


初めて触れた真優は柔らかくて別の生き物みたいだと思った。
太陽の柔らかさとは違う、それは多分女子特有の…


「何なんだよアレは反則だろ……」



幾度となく思い描いた真優の裸。
大きな胸は想像より重力を感じた。
乳輪も想像より小さくて、アソコだって……


アソコだって、と思ってはたと気づく。


「……見てねぇ」



なんたる盲点!
大切な場所をチェックし忘れてたとは。
あんな短いスカートでも目隠しとなりそこは隠されたまま俺の目に触れることはなかった。


「クッソ!見忘れた!!」


ベッドを叩いて悔しさを撒き散らす。


……でも。
白い肌、魅惑的な胸、くびれたウエストに柔らかな太もも。


綺麗だった。
本当に綺麗だった。


しかも俺の手にあんなに感じて……
真優の表情と胎内の感覚が思い出され言葉に表せない感情が沸き上がる。


「……初めてでもあんなに感じるもんなんだな」


真優に触れてた自分の右手を見つめポツリと呟く。


それは真優とキスした時から感じていた違和感。
初めから真優は俺を上手に受け止めた。


まさか…という疑惑の中で思うのは、もし真優に経験があるなら相手は一人しかいないということ。


その疑惑をあの教師に偶然会ったときにぶつけるとからかわれ否定された。
……が、かわされたと一瞬思ったのは俺が深読みしすぎなんだろうか。


「………」


分からない。
分からない分考えても無駄なのだろう。


不確かな疑惑に支配されるなら今の現実、…真優が身体を許してくれたことを大切に思おうと思う。


全てをくれると言った真優。
でも俺が真優の全てをもらうのはもう少し先と決めていた。


……クリスマスイヴ








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