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第18章 バレンタイン・キッス

真面目を装った白々しい大地がエッチなことを言いながらエッチなことを私にしていく。


そんなシチュエーションもスパイスになって、私の呼吸は浅く速いものに変わっていった。



「真優、どした？」


「あっ……」


あとちょっとでイケたのに…。寸前で大地がスッと手を離す。


「苦しそうだな」


「…苦しいよ」


「どこか悪りーとこあるのか？ちょっと診てくる」


モゾモゾと大地が布団に潜ってお臍からキスを始めた。


「ん、くすぐったい」


「ナカ、診るからな」


被っていた布団を剥がされ下半身が大地の目に晒される。


「大地…っ！？」


開かれた足を閉じようとすると大地がそこに入り込みそれを阻止する。


「ホラ、重大な病気が潜んでたら困るだろ？」


「ないし！見ても分かんないでしょ！？」


「真優の病気なら分かるんだって」


大地の声はどこか嬉しそうに弾んでいてそれがまた恥ずかしい。


グッと入り口を広げられ大地が中を覗いている。


「………充血してますね」


「あっ！？」


「ホラ、やっぱりココが膨らんでコリコリしてる。これは良くない…マッサージを再開しましょう」


「んー～～！！」


覗き込まれながら弄られる恥ずかしさと蘇った気持ち好さに必死で口を押さえ声を殺す。
その裏腹に私は大地に夢中になっていく。


「凄い、何かが湧き出てきますよ？…何だろうなコレ」


中に一本指が差し込まれた。