この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋セヨ乙女
第21章 浮気の境界線
朝起きると右手に重みを感じた。


――――真優?


一瞬そう思うのは当たり前で、真優を抱いた次の朝に感じる重みに似ていたから。


…似ている。そう、似て非なるもの…
覚めきらぬ頭でゆっくりと視線を右に向けると……



――――――沙映子。



……夢か?
沙映子が同じベッドにいるはずなんて…


「ん…大地起きた?」


眠そうな沙映子が俺に擦り寄る。


「………」


「おはよう」


「………」


「どしたの?」


「いや、…つーか俺分かってないんだけど…どうしておまえいんの?」


「………」


「え?なんだよコレ」


「…覚えてないんだ」


俺は素直に頷いた。
沙映子は「ふーん」と素っ気ない返事をしてベッドの下を指差す。


「私のパンツ取って」


「パっ……!?」


固まる俺にため息をついて沙映子が起き上がる。
俺を乗り越えベッドの下に手を伸ばす彼女を見て正直目の前が真っ暗になった。


ボタンの開いたシャツの隙間からずり上がったブラと控えめな沙映子の胸。


隣でモゾモゾ下着を身に付ける沙映子に恐る恐る聞いてみた。


「沙映子…夕べ…」


沙映子は動きを止め俺を見る。


「…気持ち良かったよ」


「!!!!」


「大地上手いね」


「いや…つーか何で?」


「覚えてないの?」


どこか冷たい沙映子にまた頷く。



「大地が酔っぱらって大友とアパートに連れてきたら大友、用事ができて帰っちゃって。で、私がアンタベッドに運んだら……大地私に“キスして”って」


「嘘だろ…」










/422ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ