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恋セヨ乙女
第5章 再び
「………」
モゾモゾとお尻の辺りで何かが動いた。
後ろの人が身動きを取りたいのだろうか。
きついながら少し隙間を空けてみてもその手は変わらずついてくる。
まさか…痴漢?
毎日電車に乗っているのに今まで遭ったことがなかったから信じられない気持ちが先に立つ。
怖くなってしきりに位置をずらしたり小さな抵抗を繰り返すもののその手は大胆さを増していき私のヒップを包み込んだ。
手のひらがネットリと味わうように臀部を揉みしだく。
怖い…
怖くて体が完全にフリーズした。
それに気を良くしたのだろうか、痴漢の手がスカートの中に忍び込む。
薄い布越しに感じる手の熱さに吐き気すら覚えた。
生き物のように動き回る指が足の間に滑り込み大切な部分を探る。
「!」
まだ誰にも触れられたことのない場所を知らない男が犯そうとしている。
恐怖で筋肉が縮こまる。
指の腹は執拗に筋目を追うように往復する。
足が震えた。
筋目を辿っていた男の指が滑りながら軌道を反れ、
足の付け根を弄ぶ。
本能が危険を察知する。
男はきっとこのまま薄布の中へ侵入する気だろう。
その手を払い除けるため、やっとの思いで動かした手は簡単に痴漢に捕まる。
「!!」
ナニコレ。
囚われた手のひらに固いものを押し付けられた。
そして男は私の手で自分の隆起をこすらせる。
キモチワルイ。
モゾモゾとお尻の辺りで何かが動いた。
後ろの人が身動きを取りたいのだろうか。
きついながら少し隙間を空けてみてもその手は変わらずついてくる。
まさか…痴漢?
毎日電車に乗っているのに今まで遭ったことがなかったから信じられない気持ちが先に立つ。
怖くなってしきりに位置をずらしたり小さな抵抗を繰り返すもののその手は大胆さを増していき私のヒップを包み込んだ。
手のひらがネットリと味わうように臀部を揉みしだく。
怖い…
怖くて体が完全にフリーズした。
それに気を良くしたのだろうか、痴漢の手がスカートの中に忍び込む。
薄い布越しに感じる手の熱さに吐き気すら覚えた。
生き物のように動き回る指が足の間に滑り込み大切な部分を探る。
「!」
まだ誰にも触れられたことのない場所を知らない男が犯そうとしている。
恐怖で筋肉が縮こまる。
指の腹は執拗に筋目を追うように往復する。
足が震えた。
筋目を辿っていた男の指が滑りながら軌道を反れ、
足の付け根を弄ぶ。
本能が危険を察知する。
男はきっとこのまま薄布の中へ侵入する気だろう。
その手を払い除けるため、やっとの思いで動かした手は簡単に痴漢に捕まる。
「!!」
ナニコレ。
囚われた手のひらに固いものを押し付けられた。
そして男は私の手で自分の隆起をこすらせる。
キモチワルイ。