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恋セヨ乙女
第24章 臨海合宿
私の顔をじっと見て先生も嬉しそうな顔をする。


「やっと笑った」


「……」



それ反則。
そんな顔でそんなこと言われたら私はもっと先生に落ちてしまう。



そして先生は更に追い討ちをかけた。




「真優…帰ったら抱くから」



「………」




何?



一瞬何の事か分からなかった。




先生の宣言。
帰ったら……私を抱くって…




「返事は?嫌とは言わせないけどね」




なにそれ。
自信過剰な物言いに落ちるとこまで落ちていく。





「……はい」



「よし」



満足そうな先生の声に先生の腕の中でドキドキしていた。



明日…私は先生と……



想像するだけで身体が熱い。



「今変なこと考えてる?」


「へ、変だなんて」


「……明日まで我慢して」


「………」


「“待て”」


「わ、私マユじゃありません!」



そして笑う先生の笑顔が綺麗で…






待ちます…
明日まで……



従順に思う。




先生のものにしてくれるなら…



溺れさせてくれるなら……




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