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恋セヨ乙女
第25章 真優と恭也
「ああっ!!!」


痛いくらいに先生が抱きしめてくれた。



「ダメっ…イッちゃうからダメぇ!!」


「…いいんだよ真優…大丈夫だから…」


先生があやすように優しく言い聞かせ、深く深く腰を落とした。





「――――――――っ!!!!」




上り詰めて何かが弾ける。



世界が変わる。
























視界が白い。





身体が奥からビクビクしている。




酸欠みたいに苦しくて、それなのに幸せで…







ドクドク、ドクドクって何かが胎内に注がれていた。




ああ…これは先生の精液だって理解する。




私の奥に注がれた先生の熱は焼けるように熱い。




この熱が私の卵子と出逢ったら「生命」になるんだなって…そんなとこばかりが冷静だった。




……身体はまだイッているのだろう。
先生を締め付ける痙攣が止まらない。




初めて知るエクスタシーは深くて広くて…




気持ち好い…



気持ち好くて意識がスーッと溶けていく。









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