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恋セヨ乙女
第26章 深まる二人
先生が私を押さえつけて腰を振る。


しがみつく身体も今は目の前になく、あるのは固くて冷たい扉のみだ。
崩れ落ちないよう必死にそこにすがるけど、先生のぬくもりが恋しくてたまらない。


「恭也さん…恭也さんの顔…見たい…」


「ダメ」


息も絶え絶えに懇願しても先生の返事は非情なものだった。


「ギュッてして欲しいよ…」


「………」


先生の突き込みが激しくなる。
腰を押さえていた手が下を向き揺れる胸に移動した。
そしてタプタプとそこを揉み、乳首をキュッと摘まむ。


「――――――っ!!!」


上半身が崩れていく。



「ダメ…それダメ!!」


「凄く締まるけど気持ちいいの間違いじゃないのか?」


そして空いた手を陰核へ。
敏感な場所ばかりを責められ私の身体は早くも限界に達していた。


「あっ…あっ…」


私が跳ねる度ドアが小さな音を立てる。


「一度イく?」


陰核を捏ねる指が早くなりあっという間に高みに連れていかれた。



「―――――――っ!!!」



体幹を電気が走り抜ける。



もう力が入らない……
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