この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋セヨ乙女
第27章 温泉へ行こう!
「マユちゃんどんなのがいいかな?」
「フリフリなのがいいわ!フリルは女の子の象徴だもの」
「フリルですね?じゃあコンセプトは“女の子”で。リボンも付けましょうか?」
「素敵ねー!」
お母さんが手を叩いて喜んだ。
それからもああでもないこうでもないと案を出し合い私は早速洋服作りに取りかかった。
「……で?これがデザイン?」
夕方、帰ってきた先生が何枚ものデザイン画を呆れたように眺めている。
「そうよ!可愛いと思わない!?」
「何だよ“イチゴ”って…」
「マユがイチゴになるんですよ、ねー」
「ねー」
「………」
先生が無言になってしまった。
半分出来上がった「夢見る女の子ワンピ」をネタに私とお母さんはキャッキャと楽しんでいる。
「…まぁいいや。真優、マユの散歩行くよ」
「あ、はーい」
マユを抱き上げ先生と立ち上がる。
「じゃあちょっと行ってきますね」
「行ってらっしゃい」
お母さんが手を振り私と先生はマユにリードを付けて外に出た。
「フリフリなのがいいわ!フリルは女の子の象徴だもの」
「フリルですね?じゃあコンセプトは“女の子”で。リボンも付けましょうか?」
「素敵ねー!」
お母さんが手を叩いて喜んだ。
それからもああでもないこうでもないと案を出し合い私は早速洋服作りに取りかかった。
「……で?これがデザイン?」
夕方、帰ってきた先生が何枚ものデザイン画を呆れたように眺めている。
「そうよ!可愛いと思わない!?」
「何だよ“イチゴ”って…」
「マユがイチゴになるんですよ、ねー」
「ねー」
「………」
先生が無言になってしまった。
半分出来上がった「夢見る女の子ワンピ」をネタに私とお母さんはキャッキャと楽しんでいる。
「…まぁいいや。真優、マユの散歩行くよ」
「あ、はーい」
マユを抱き上げ先生と立ち上がる。
「じゃあちょっと行ってきますね」
「行ってらっしゃい」
お母さんが手を振り私と先生はマユにリードを付けて外に出た。