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恋セヨ乙女
第9章 興味
ゆっくりと大地の唇が近づく。
ドキン、ドキン、
心臓が音を立てる。
大地の気配を感じながら脳裏には先生が浮かんだ。
意地悪な先生、優しい先生…
『鈴村さんて、以外とエッチなんだ』
先生…
『俺がついていながらごめんな』
先生…
『これなら平気か?』
……先生
「――――――っ!!」
唇が触れるギリギリで大地を止めた。
「ごめん…やっぱダメ…」
「………」
「そういうのは…好きな人としよう?」
そういう行為の根本には愛がある、そう思うし思いたい。
認めてしまうと苦しくて胸が痛いけど、きっと先生は彼女の事が好きだから抱くんだろうし彼女は痕をつけたのだろう。
きっとそれがリスクを冒してまでセックスする理由。
セックスと愛は表裏一体だって…
少なくとも私はそうでありたい。
「……だよな」
大地が笑いながら口を開いた。
「ヤッベー、雰囲気に流されるとこだった。危うく俺の貞操真優に捧げるとこだったぜ」
怯えるように自分の身体を大地が抱きしめる。
「ちょっと!私が大地襲ったみたいじゃない」
ドキン、ドキン、
心臓が音を立てる。
大地の気配を感じながら脳裏には先生が浮かんだ。
意地悪な先生、優しい先生…
『鈴村さんて、以外とエッチなんだ』
先生…
『俺がついていながらごめんな』
先生…
『これなら平気か?』
……先生
「――――――っ!!」
唇が触れるギリギリで大地を止めた。
「ごめん…やっぱダメ…」
「………」
「そういうのは…好きな人としよう?」
そういう行為の根本には愛がある、そう思うし思いたい。
認めてしまうと苦しくて胸が痛いけど、きっと先生は彼女の事が好きだから抱くんだろうし彼女は痕をつけたのだろう。
きっとそれがリスクを冒してまでセックスする理由。
セックスと愛は表裏一体だって…
少なくとも私はそうでありたい。
「……だよな」
大地が笑いながら口を開いた。
「ヤッベー、雰囲気に流されるとこだった。危うく俺の貞操真優に捧げるとこだったぜ」
怯えるように自分の身体を大地が抱きしめる。
「ちょっと!私が大地襲ったみたいじゃない」