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恋セヨ乙女
第9章 興味
「だんだん暑くなるね」
「そうだな」
大地の家からの帰り道。
送ってくれる大地と一緒に夜を歩く。
春から夏へ。
見えないけれど季節は着実に移っていく。
「真優、修旅は?」
「再来週。あーあ、旅行の当日実はどこかの男子校と合同修学旅行でした…とかサプライズないかな」
「何だそれ…」
今日の大地は口数が少ない。
まぁ大地の秘密知っちゃったし?
…あんな展開にもなっちゃったし?
チラリと大地を見ると偶然目が合った。
「真優、アイス買ってやろうか」
大地がコンビニを指差す。
「何で?私子供!?」
「バーカ、じゃねーよ。太陽の相手してくれただろ?礼だ礼」
「そんなのいいのに…私だって楽しかったんだから」
「ま、いいだろ?行くぞ」
大地がポンと頭を叩いた。
「…大地はいいお父さんになりそうだよね」
「ジジくせーって言いたいのかよ」
「じゃないよ。誉め言葉」
「どうだかな」
呆れたように大地が笑う。
「大地がお父さんになったら私も大地の子見せてもらえるかな」
「………」
遠い未来、そんな日が来たら楽しいだろうな。
そんなことを考えながら大地と一緒にコンビニに入った。
「そうだな」
大地の家からの帰り道。
送ってくれる大地と一緒に夜を歩く。
春から夏へ。
見えないけれど季節は着実に移っていく。
「真優、修旅は?」
「再来週。あーあ、旅行の当日実はどこかの男子校と合同修学旅行でした…とかサプライズないかな」
「何だそれ…」
今日の大地は口数が少ない。
まぁ大地の秘密知っちゃったし?
…あんな展開にもなっちゃったし?
チラリと大地を見ると偶然目が合った。
「真優、アイス買ってやろうか」
大地がコンビニを指差す。
「何で?私子供!?」
「バーカ、じゃねーよ。太陽の相手してくれただろ?礼だ礼」
「そんなのいいのに…私だって楽しかったんだから」
「ま、いいだろ?行くぞ」
大地がポンと頭を叩いた。
「…大地はいいお父さんになりそうだよね」
「ジジくせーって言いたいのかよ」
「じゃないよ。誉め言葉」
「どうだかな」
呆れたように大地が笑う。
「大地がお父さんになったら私も大地の子見せてもらえるかな」
「………」
遠い未来、そんな日が来たら楽しいだろうな。
そんなことを考えながら大地と一緒にコンビニに入った。