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喫茶室白百合から愛を込めて
第3章 告白されて
「あら‥何かしら?」





夕美が応えている時、
モーニング・セットを運んできた女性店員が、











「お待たせしました。ご注文のモーニング・セット、お2つです。







アイスレモンティーのお客様は、どちらでしょうか?」









奈都は沈黙し挙手した。






夕美の目前に居た女子校生風の女の子が、

目線が合うと、









「あの…私、舞子って言います。






今度、お汁粉でも食べに行きませんか?」






「え?」




夕美は呆気に取られた。




それでも…







「私でいいの?じゃあ、今度、おごってくれない?」









悪意のないと思い込み、軽い誘いを、



無碍に断らずに夕美は微笑を舞へ向けた。







「本当に、いいのですか?」








「うん、お汁粉一緒に食べに行くぐらいなら、OKよ…」







結美の明朗な応えに、
店内は、再びざわついた。







奈都の目が点になった。








「ふーん、舞子チャンっていうんだ…。




良い名前ね…可愛いわ…」








店内の空気が、和んで




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