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第3章 告白されて

女性店員が、モーニング・セットと飲み物を、
それぞれに置いた。






奈都は、あまりにも無防備な、夕美の突拍子の無い行動に、









驚きといなたい

喫茶店である、

【喫茶室白百合】へ連れて来たことを悔やんだ。








夕美の目前に居た女子校生が、







名刺を渡して、礼儀正しく頭を下げるのを見送った後に、









「舞子チャンか…ナンパかな～？


何か、抱え込んでいるみたいね…」








奈都にしか聞こえないような、小さく潜めた声で、





険しい顔つきに変わる。






「考えすぎ！


夕美、今は、時期的に自分の就活にと、




イタい話題か…ねぇ、」







奈都は、トーストにサラダとゆで卵を乗せて、




食らいついた。