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喫茶室白百合から愛を込めて
第2章 ハンサムガールズの居るお店
【喫茶室白百合】


の自動ドアが開いた。



二人で入店すると、
女の子同士が朝からキスを交わし、








女子会、とは別の世界が広がっていた。







夕美の姿を観たお客のひとりが、








「キャーッ可愛い!ウワッ、可愛いよん。」









店内で叫び声が聞こえた。





夕美に店内に居た15人程のお客と、



男装をしていた店員8人の視線が集まった。







キャーッと云う黄色の声が夕美が歩く度に耳元に届く。








「あ、あの、モーニング・セットだっけ、奈都チャン…」








店員さんの目が、



ハートマークへ変わっていた。







みゆきは、「お二人様ね…!」





そう慣れた振りをした。






背が高いスタイルがいい!可愛い! 細い!こっち見た!可愛い過ぎ!





アタシ、イキそう、失神しちゃう!






店内は、あのひとは誰?、目眩がする美しさ、、






アイドルか、モデルさんかしら…とザワザワしていた。



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