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喫茶室白百合から愛を込めて
第2章 ハンサムガールズの居るお店
「アタシ?紅茶にする!」




奈都は、女性店員の様子が、




いつもと違い、夕美の前で脚が震えているのを、




不思議に思い、ただ、観ていた。




「ご注文を、繰り返します。モーニング・セット2つに、




お飲み物は、コーヒーと紅茶でよろしいでしょうか?」






「アイスレモン紅茶(ティー)は、まだ、やってます?」







奈都は頬杖をつき、




矢継ぎ早に訊いて何かを試そうとした。





「はい、やっております。」





「じゃあ、アイスレモン紅茶(ティー)






夕美はコーヒーはホット?アイス?どっち?」







「ン?ホットコーヒー。」








女性店員は、夕美の傍で汗を滲ませた。








「ご注文のお飲み物は、アイスレモンティーと、ホットコーヒーで、よろしいでしょうか?」







「はい…」




みゆきが、店員さんの顔を覗き込んで観ると、







真っ赤に頬を染めている。






店内を一喝するほどの、凛々しいお姉さん店員と、






人気があり、
一部のファンの女性客が、






彼女目当てに訪れて、
奥様方が百合の薫りのする意味合いでの彼女、にしたいと、






露骨に抱きたいと、カラダ目当てに訪れているお客が居るらしい、と噂されるひとだ。





美咲恵美、と云うネームプレートが映えている。
夕美に、




















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