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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第4章 弘子~主婦一人旅での出来事
部屋に戻った弘子は、着替えることもなく、ベッドに横たわった。
再び同じ過ちを犯した。
弘子は、大切なときに踏み切れない自らの弱さを、強く恨んだ。
私は、これまで多くの機会を逸してきたのかもしれない。
ダブルベッドの上で、弘子は一人、激しい後悔に包まれた。
時計を見つめる。
午後11時半になろうとしている。
アルコールのせいか、眠気どころか逆に覚醒を感じてしまう。
とてもこのまま眠れそうもない。
だが、もう行くところなどないのだ・・・・・・。
そのままの格好で、弘子は無理に目を閉じた。
これでよかったのよ・・・・・・。
初対面の男性の部屋に行こうとするなんて、どうかしている。
どんな危害を与えられないとも限らないのだ。
常識をもった女性であれば、そんな振る舞いはしないはず・・・・・。
目を閉じたまま、弘子は心の中で懸命にそう繰り返した。
時間が経過していく。
眠ることは、やはりできそうもない。
あなたは一生、常識的な女として生きていくのね・・・・・・。
そんな声が、突然弘子の心を刺す。
夫が猥褻な店で、猥褻な女とたわむれている光景が目に浮かぶ。
もはや妻のことなど、全く気にしない夫だ。
あなた、私だってまだ・・・・・・・。
弘子は瞳を開き、迷うことなくフロントに電話した。
「苗字しかわからないんですが・・・・、ええ、笹本さんです・・・・・・・・」
そして、弘子は部屋を出た。
エレベーターに乗り込み、彼のフロアに昇る。
静寂に包まれた廊下を歩く。
聞こえるほどに、鼓動が激しく高鳴っている。
喉の渇きと汗ばむほどの緊張。
部屋の前にたどり着く。
弘子はそこでもなお、迷った。
引き返すならまだ間に合う・・・・・・・。
まさかお前に興味を示すような男はいないだろう。
夫が笑いながら、そう言ったような気がする。
次の瞬間、弘子はドアベルを押した。
しばらくの後、ドアが静かに開いた。
瞬く間に部屋の中に招き入れられ、弘子は彼に強く抱きしめられた。
再び同じ過ちを犯した。
弘子は、大切なときに踏み切れない自らの弱さを、強く恨んだ。
私は、これまで多くの機会を逸してきたのかもしれない。
ダブルベッドの上で、弘子は一人、激しい後悔に包まれた。
時計を見つめる。
午後11時半になろうとしている。
アルコールのせいか、眠気どころか逆に覚醒を感じてしまう。
とてもこのまま眠れそうもない。
だが、もう行くところなどないのだ・・・・・・。
そのままの格好で、弘子は無理に目を閉じた。
これでよかったのよ・・・・・・。
初対面の男性の部屋に行こうとするなんて、どうかしている。
どんな危害を与えられないとも限らないのだ。
常識をもった女性であれば、そんな振る舞いはしないはず・・・・・。
目を閉じたまま、弘子は心の中で懸命にそう繰り返した。
時間が経過していく。
眠ることは、やはりできそうもない。
あなたは一生、常識的な女として生きていくのね・・・・・・。
そんな声が、突然弘子の心を刺す。
夫が猥褻な店で、猥褻な女とたわむれている光景が目に浮かぶ。
もはや妻のことなど、全く気にしない夫だ。
あなた、私だってまだ・・・・・・・。
弘子は瞳を開き、迷うことなくフロントに電話した。
「苗字しかわからないんですが・・・・、ええ、笹本さんです・・・・・・・・」
そして、弘子は部屋を出た。
エレベーターに乗り込み、彼のフロアに昇る。
静寂に包まれた廊下を歩く。
聞こえるほどに、鼓動が激しく高鳴っている。
喉の渇きと汗ばむほどの緊張。
部屋の前にたどり着く。
弘子はそこでもなお、迷った。
引き返すならまだ間に合う・・・・・・・。
まさかお前に興味を示すような男はいないだろう。
夫が笑いながら、そう言ったような気がする。
次の瞬間、弘子はドアベルを押した。
しばらくの後、ドアが静かに開いた。
瞬く間に部屋の中に招き入れられ、弘子は彼に強く抱きしめられた。