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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第6章 法子~部下との取引
一軒家が少しだけ大きくなったような宿だった。
私たちは夫婦それぞれの車でそこに向かった。
夕刻に到着後、男女に分かれて風呂に入った。
私の妻は、田島の妻と一度だけ懇親会で会ったことがある。
ほとんど他人同士であり、今回の旅行への参加には最初から消極的だった。
今年34歳になる妻は社交的なタイプではなく、口数も多くはない。
一方、田島の妻は今年28歳で、その華やかな外見と共に、会話も上手だった。
夫である田島とはかけ離れたタイプだ。
「奥さんと久しぶりに会ったけど、相変わらず綺麗だな」
夕食前の湯船の中で、私は遠慮なく部下にそう言った。
「そうでしょうか」
謙遜するようにそういった後、田島は言葉を続けることなく、沈黙した。
「子供は欲しいんだろう?」
旅先という環境も手伝ってか、私は立ち入った質問をためらうことなく発する。
「ええ。でもこればかりは一人ではなかなか」
「そりゃそうだぜ。夫婦の共同作業だからな」
私はそう笑いながらも、部下の言葉の何かに引っかかった。
「奥さんだって、望んでいるんだろう?」
カマをかけるように田島に訊くと、彼は悩んだ風に口を開いた。
「家内は全くそういうことに興味がない様子で」
「そういうことに?」
「つまり・・・、夜の生活ですよ・・・・」
しばらくの沈黙が漂った。
部下は今、上司である私に相談を持ちかけ、何かきっかけを得ようとている。
私は強くそれを感じた。
「奥さんは興味がないのかい?」
「そういうことは昔から好きじゃないみたいで」
「なるほど」
「私も悪いんです。妻をうまくリードすることができませんから」
さもありなん、と私は思った。
どう見ても、部下は女性の扱いを苦手とするタイプであった。
「だったら田島、俺が少し刺激してやろうか」
「有沢さんが?」
「たまには奥さんも刺激が必要じゃないのか」
「刺激・・・」
「つまり、夫以外の男にアプローチされることさ」
湯船からあがり、田島は小太りな体躯で浴槽の端に座った。
股間にある巨大なものを隠そうともしない。
こいつ、おとなしいくせに、立派なもの持ってやがる・・・
そんなことを思ってる私に、彼は口を開く。
「せっかくの旅行ですから、何か試してみましょうか」
部下の意外な言葉に、私は思わず笑みを浮かべる。
私たちは夫婦それぞれの車でそこに向かった。
夕刻に到着後、男女に分かれて風呂に入った。
私の妻は、田島の妻と一度だけ懇親会で会ったことがある。
ほとんど他人同士であり、今回の旅行への参加には最初から消極的だった。
今年34歳になる妻は社交的なタイプではなく、口数も多くはない。
一方、田島の妻は今年28歳で、その華やかな外見と共に、会話も上手だった。
夫である田島とはかけ離れたタイプだ。
「奥さんと久しぶりに会ったけど、相変わらず綺麗だな」
夕食前の湯船の中で、私は遠慮なく部下にそう言った。
「そうでしょうか」
謙遜するようにそういった後、田島は言葉を続けることなく、沈黙した。
「子供は欲しいんだろう?」
旅先という環境も手伝ってか、私は立ち入った質問をためらうことなく発する。
「ええ。でもこればかりは一人ではなかなか」
「そりゃそうだぜ。夫婦の共同作業だからな」
私はそう笑いながらも、部下の言葉の何かに引っかかった。
「奥さんだって、望んでいるんだろう?」
カマをかけるように田島に訊くと、彼は悩んだ風に口を開いた。
「家内は全くそういうことに興味がない様子で」
「そういうことに?」
「つまり・・・、夜の生活ですよ・・・・」
しばらくの沈黙が漂った。
部下は今、上司である私に相談を持ちかけ、何かきっかけを得ようとている。
私は強くそれを感じた。
「奥さんは興味がないのかい?」
「そういうことは昔から好きじゃないみたいで」
「なるほど」
「私も悪いんです。妻をうまくリードすることができませんから」
さもありなん、と私は思った。
どう見ても、部下は女性の扱いを苦手とするタイプであった。
「だったら田島、俺が少し刺激してやろうか」
「有沢さんが?」
「たまには奥さんも刺激が必要じゃないのか」
「刺激・・・」
「つまり、夫以外の男にアプローチされることさ」
湯船からあがり、田島は小太りな体躯で浴槽の端に座った。
股間にある巨大なものを隠そうともしない。
こいつ、おとなしいくせに、立派なもの持ってやがる・・・
そんなことを思ってる私に、彼は口を開く。
「せっかくの旅行ですから、何か試してみましょうか」
部下の意外な言葉に、私は思わず笑みを浮かべる。