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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第6章 法子~部下との取引
もはや2人は、言葉を交わそうとはしなかった。

妻の上から襲い掛かった部下は、激しくその腰を突き下ろす。

「あっ!・・・・・・、あんっ!・・・・・・・・・」

嬌声をあげる妻の表情を見つめ、田島もまた息を荒げていく。

ううっ、と獣のように唸りながら、男は狙った牝鹿を限界にまで追い込んでいく。

男の汗が、妻の胸の深い谷間に滴り落ちる。

妻の両手が男の背中に伸び、汗を塗りたくるように這いまわる。

「ああっ・・・・・・、駄目っ・・・・・・・・・」

何度も首を振りながら、妻は懇願するように男の腰を太腿で締め付ける。

濃厚なキスを互いに求めあう。

音が出るほどに舌を絡め、唾液を交歓する。

強く抱き合いながら、田島が最後の腰の振りを与えていく。

「法子さん・・・・・・、ああっ、イクよ・・・・・・・・・・」

「あああっ・・・・・・・・」

意識が遠のくような様で、妻が悦びに満たされていく。

男の背中を掴み、或いは布団の上に投げ出してシーツを握りしめる。

妻の裸体全てが桃色に染まり、蕩けていくように見えてしまう。

法子・・・・・、イってしまうのか・・・・・・・

田島は根元までそれを埋めたまま、ぐいぐいと下半身を押していく。

「ああっ・・・・・、田島さんっ・・・・・・・・・」

「法子さん・・・・・・・、このまま出しますよ・・・・・・・・・・」

よせっ、田島・・・・・・・・・・

私は思わず襖の取っ手を掴み、室内の部下を見つめた。

妻も当然困惑し、それを拒絶するはずだ。

そう確信した私の視線の先で、妻は全く想定外の大胆な言葉をささやいた。

「出してっ・・・・・・・、中で出してくださいっ・・・・・・・・・」

「いいんですね、法子さん」

田島の言葉に、妻は小さく、しかし、何度もうなずいた。
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