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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第9章 玲奈~セクハラ常習犯に狙われた人妻
「出世争いのトップを走っていた俺と栗原。だが、争ったのは出世だけじゃない」

柳田をきつく見つめたまま、玲奈は沈黙を貫いている。

「わが社人気ナンバーワンの女性を俺たちは競い合った」

「・・・・・」

「奥さん、あんたをな」

玲奈との因縁を説明するように、男は話を続けた。

「だが、そこで俺の不正が発覚した。告発したのは、まさかの栗原だ」

「自業自得でしょう」

「その告発が嘘だとしたらどうだ」

「・・・・・・」

「しかも奥さん、あんたはそれを知っている」

「いい加減なこと言わないで」

玲奈は男から逃げるように、テーブルに視線を投げた。

だが、柳田はそれを許さず、じわじわと体を接近させていく。

「嘘の告発を会社は信じた。なぜなら奥さんの証言もあったからな」

「・・・・・」

「俺は完全に没落し、栗原は独走した」

「・・・・・」

「すぐにあんたらは結婚。つまり、俺は栗原夫妻にしてやられたわけさ」

「・・・・・」

「その奥さんに復讐するときがやっと来たようだな」

依然として、男は人妻の肢体に指一本触れていない。

だが、その息が吹きかかるほどに、互いの体は接近していた。

「聞きたくないものだわ、負け犬の話なんて」

冷たい笑みを浮かべ、玲奈はささやいた。

「お望み通り、あなたを更に情けない負け犬にしてあげるわ」

「何だと」

「やってごらんなさい、さっきから我慢していることを。さあ、早く」

うっとりとした視線で、玲奈は彼のことを見つめる。

「人妻がその体をおとりにして罠にはめようという魂胆かい」

「どうとってもらってもいいわ」

「だがな、あんたが取り締まれるのは、ハラスメント行為だけだろう」

「どういうことかしら」

「俺の行為がハラスメントになるのかい、奥さん」

「・・・・・」

「奥さん、あの一晩のことを忘れたとは言わせない」

「・・・・・」

「栗原とあんたが付き合って間もないころ、一度デートしたじゃないか」

「・・・・・」

「酔った勢いでホテルに行ったよな」

「やめて」

「あんなによかった経験なんて、あれ以来ないだろう?」

モニター室にこもる矢島は、どうしようもない暑さを感じている。
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