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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第9章 玲奈~セクハラ常習犯に狙われた人妻
「とりあえず乾杯かしら」

あのカラオケルームで、矢島は再び玲奈と2人きりでいた。

「柳田さんが処分を受け入れるとは思いませんでした」

冷えたレモンサワーを飲みながら、矢島は少し硬い面持ちで言った。

「まあ、甘々の処分だったけどね」

生ビールジョッキをおいしそうに傾け、玲奈が矢島を見つめる。

柳田の3か月の減給処分が発表されたのは、数日前である。

ハラスメント相談課は、継続して柳田に関する情報収集を行った。

そして、明らかなセクハラ行為があったとし、玲奈たちが処分を提案。

経営層はそれに合意し、柳田もまた、素直にそれを受け入れたのだった。

「これも全て玲奈さんのおかげだって、社内で噂です」

「せっかくの秘策は思わぬ形で流れたけど」

「はい・・・・」

「まさかビデオが録画されてなかったなんてね」

「玲奈さんたちが部屋に入ってすぐ、映像が切れたんです」

「だから矢島君も全く見れなかったわけか」

「そうなんです。おまけに録画もされていない」

「あれがあれば、柳田を縛り上げることはもっと簡単だったのに」

玲奈はクールにそうつぶやいた。

矢島は何も言えず、ただ黙っている。

玲奈がそんな彼を見つめ、誘った。

「矢島君、うたおっか」

*********

あの夜、矢島がこもっていた狭い部屋に、今、2人の男がいた。

同期入社の2人が画面の中を凝視している。

「栗原、これが奥さんの本当の姿だ」

「・・・・」

「お前、知らなかっただろう」

画面の中では、男女が生まれたままの姿で激しく求め合っていた。

ソファに座る若者の上に、全裸の人妻が跨っている。

髪を乱すほどに腰をくねらせ、快楽を貪っていた。

「ああっ、矢島君・・・・・」

「玲奈さん、もう、でちゃうよ・・・・・」

「まだ、我慢してっ・・・・・」

「玲奈さん、駄目だよ・・・・・」

「一緒にイクのよ・・・・・・」

夫が知らない妻がそこにいた。

柳田は言った。

「奥さん、気持ちよさそうじゃないか」

栗原の肩をたたき、彼はおかしそうにくっ、くっ、と笑った。

彼の手にはある映像が記録されたUSBが握られている。

「栗原、これにはもっと面白いものが入ってるぜ」

「柳田・・・・」

「主演は俺と奥さんだ」

男が過去の復讐を完遂させた瞬間だった。

<第九章 完結>
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