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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第2章 佳恵~義父との許されない関係
「お、お義父さん・・・・・・・・」

ドアの向こう側に、いつの間にか帰宅した義父が立っている。

佳恵は手にしたDVDを慌てて背後に隠した。

「忘れ物を取りに来たんだが。まさか佳恵さんがここにいるとは」

硬い表情のまま、義父は部屋に一歩進み入り、そして、背後の扉を静かに閉めた。

「あ、あの、いつものように掃除をしていただけですから・・・・・」

「何を隠しているのかな?」

「い、いえ・・・・・・・」

「見せなさい、佳恵さん」

瞬く間に近寄った義父の腕力は、想像以上に強かった。

佳恵はDVDを奪われ、そこに茫然と立ち尽くす。

「こんなものを持ち出して、どうするつもりかな、佳恵さん」

「耕一さんに・・・・・・、耕一さんに言いつけますから・・・・・・・」

開き直ったように、佳恵は言い放った。

「これだけじゃありません。私の下着をどこに隠したんですか?」

佳恵の追及に、精三は初めて笑みを浮かべた。

「こんなDVDよりも、佳恵さんの下着のほうが、はるかに楽しめる」

「・・・・・・・・・」

再び、じわじわと近づいてくる義父。

佳恵は追い詰められるように後ずさりをし、やがて、ベッドの端に立つ。

「だが、下着よりも生身のほうが勿論いいに決まってるがね」

精三の手が佳恵の腕をきつく掴む。

「いやっ!・・・・・・・」

「息子とは最近ご無沙汰なんだろう」

「・・・・・・・・」

「38歳の体じゃ、それも寂しかろう」

精三の指先が、佳恵の頬をそっと撫で上げる。

「怒った顔がまた色っぽい・・・・・」

鼓動を激しく高鳴らせたまま、佳恵は動くことができない。
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