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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第11章 千恵子~豪華クルーズ船にて
船内には想像以上に豪華な設備が準備されていた。

高層ビルを思わせるように、複数のフロアが存在する。

いくつものレストランにナイトバー。

テニスコートにフィットネスクラブ。

滞在する宿泊部屋も、一流ホテルのそれと何ら変わりはない。

5日間のツアーは大半を海上で過ごすプランであった。

透は、妻、千恵子のために事前にあるものを用意していた。

「あなた、これを私に?・・・・・」

「ああ。たまにはいいじゃないか」

「そんな・・・・・・」

夫に差し出された紺色のビキニの水着を見て、千恵子は困惑の色を浮かべた。

結婚前、何度か妻と泳ぎに行ったことはある。

だが、結婚後はそんな時間はなかった。

子供を産んでもなお、妻はスタイルのよさを維持している。

透は、そんな妻の魅力を今回の旅行で改めて認識したかった。

他人に妻を自慢したい。

そんなささやかな願望もあった。

「こんなの恥ずかしいわ、私」

「千恵子、きっと素敵だよ」

「そうかしら・・・・・」

ためらう千恵子にその水着を強要し、透は今、船内随一のサイズのプールにいる。

周囲には他のツアー客が何人もいた。

水につかったり、デッキチェアで本を読みふけったり。

透と千恵子もまた、眩しい夏の陽の下で、のんびりとした時間を過ごした。

いざプールに来ても、千恵子もどこか恥ずかしげに振る舞っていた。

「よく似合うよ、千恵子」

「いやだ、そんな風に言わないで・・・・・」

客層には高齢の夫婦も目立つ。

透は感じていた。

皆が、どこかうらやましそうに千恵子の水着姿を見ていることを。

ここ最近、妻との夜の営みはすっかりご無沙汰の状態であった。

透が淡白なせいか、妻はその行為をいつも避けようとしていた。

この旅行をきっかけに、何か変わってくれれば。

透は、妻の胸の膨らみを見つめながら、そんなことを思っている。
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