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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第11章 千恵子~豪華クルーズ船にて
食事が運ばれ、二人は淡々と箸を進めた。
「さすがに3日も経つと退屈だな」
透は何気なくそんな言葉を口にした。
船内で楽しめそうな場所を一通り回ってしまえば、後は膨大な時間だけが残った。
プール、そして室内で、二人は特に何をするわけでもなく過ごしていた。
「そうね」
妻の言葉が、透には重く聞こえた。
珍しく、その声には確かな妻の意志がこめられているように思えたのだ。
「海斗に早く会いたいか」
「それもあるわ」
夫と僅かに視線を交わした後、遠方をぼんやりと見つめる妻。
巨大な窓からは、海の彼方に沈む太陽が見える。
透は戸惑いながら、ビールを口にした。
この旅行中、透は一度だけ、妻を抱いた。
最初の夜だった。
本当に久しぶりに夫にそれを許した妻。
だが、その行為は透があっけなく果ててしまったことで、すぐに終わった。
昨夜は妻はそれをすることに同意を示さなかった。
そんなことも透の戸惑いの裏には隠れている・・・・。
空席が目立った周囲にも少しずつ他の客が増え始めた。
透たち夫婦は、そろそろ食事を終えようとしていた。
「明日はどうしようか」
「このままのんびりするしかないんじゃないかしら」
「そうだな」
透が、妻とそんな会話を交わした時。
「失礼ですが、ご一緒してもよろしいですか?」
「えっ?」
透は驚いて顔を見上げた。
上品な服装に身を包んだ、50代と思われる夫婦が笑顔でそこに立っていた。
「さすがに3日も経つと退屈だな」
透は何気なくそんな言葉を口にした。
船内で楽しめそうな場所を一通り回ってしまえば、後は膨大な時間だけが残った。
プール、そして室内で、二人は特に何をするわけでもなく過ごしていた。
「そうね」
妻の言葉が、透には重く聞こえた。
珍しく、その声には確かな妻の意志がこめられているように思えたのだ。
「海斗に早く会いたいか」
「それもあるわ」
夫と僅かに視線を交わした後、遠方をぼんやりと見つめる妻。
巨大な窓からは、海の彼方に沈む太陽が見える。
透は戸惑いながら、ビールを口にした。
この旅行中、透は一度だけ、妻を抱いた。
最初の夜だった。
本当に久しぶりに夫にそれを許した妻。
だが、その行為は透があっけなく果ててしまったことで、すぐに終わった。
昨夜は妻はそれをすることに同意を示さなかった。
そんなことも透の戸惑いの裏には隠れている・・・・。
空席が目立った周囲にも少しずつ他の客が増え始めた。
透たち夫婦は、そろそろ食事を終えようとしていた。
「明日はどうしようか」
「このままのんびりするしかないんじゃないかしら」
「そうだな」
透が、妻とそんな会話を交わした時。
「失礼ですが、ご一緒してもよろしいですか?」
「えっ?」
透は驚いて顔を見上げた。
上品な服装に身を包んだ、50代と思われる夫婦が笑顔でそこに立っていた。