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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第11章 千恵子~豪華クルーズ船にて
「どういうことですか?」
透は、目の前にいる彼の提案の意味がまるでわからなかった。
妻を交換だって?
どういうことなんだ?
「驚かれるのも無理はないですが」
敬一の隣で、菊枝は既にこういう会話を予想していたかのように笑っている。
「お互い退屈でしょう。何か変化をつけたいと思いましてな」
「明日の夕食が終わるころまで私と奥様を交換するっていうご提案なんです」
夫に続き、菊枝がそう言った。
「実はね、こんな風なゲームを私たちこれまで何度かしてきたんですけど。結構面白くて」
「・・・・・」
「たまには違う方と一日過ごすってのもご夫婦に刺激になるかもしれませんわよ」
「はあ・・・・」
夫婦に対する刺激、という言葉が、透の脳裏に意味深に響く。
確かに刺激が必要なのかもしれない。
透は、目の前の2人に自分たち夫婦の問題を見透かされているような気がした。
「ご主人は私のようなおばあちゃんじゃ駄目かしら」
「い、いえ、そんなことはないですけど・・・」
透は、慌てた様子でそう言った。
実際のところ、菊枝に対しては好意的な印象を透は抱いていた。
まだ十分に女性としての魅力を備えている。
だが、千恵子が・・・・・・。
「勿論、奥様のご意向もありますけど。ね」
菊枝、そして敬一の視線が、千恵子に注がれた。
このような突飛な話に、妻が同意するわけがない。
透は、一瞬でもその提案に乗ろうとした自分を軽蔑し、口を開いた。
「やはり結構・・・」
夫の言葉を、突然妻の声が遮った。
「いいですわ」
「千恵子・・・・・・」
「あら、奥様。提案を受けていただけるのかしら」
菊枝が少し驚いた風に千恵子に言った。
「退屈ですから、最後の一日ぐらい、そんな風に過ごしてもいいような気がします」
妻の言葉に、透は何も返すことができない。
透は、目の前にいる彼の提案の意味がまるでわからなかった。
妻を交換だって?
どういうことなんだ?
「驚かれるのも無理はないですが」
敬一の隣で、菊枝は既にこういう会話を予想していたかのように笑っている。
「お互い退屈でしょう。何か変化をつけたいと思いましてな」
「明日の夕食が終わるころまで私と奥様を交換するっていうご提案なんです」
夫に続き、菊枝がそう言った。
「実はね、こんな風なゲームを私たちこれまで何度かしてきたんですけど。結構面白くて」
「・・・・・」
「たまには違う方と一日過ごすってのもご夫婦に刺激になるかもしれませんわよ」
「はあ・・・・」
夫婦に対する刺激、という言葉が、透の脳裏に意味深に響く。
確かに刺激が必要なのかもしれない。
透は、目の前の2人に自分たち夫婦の問題を見透かされているような気がした。
「ご主人は私のようなおばあちゃんじゃ駄目かしら」
「い、いえ、そんなことはないですけど・・・」
透は、慌てた様子でそう言った。
実際のところ、菊枝に対しては好意的な印象を透は抱いていた。
まだ十分に女性としての魅力を備えている。
だが、千恵子が・・・・・・。
「勿論、奥様のご意向もありますけど。ね」
菊枝、そして敬一の視線が、千恵子に注がれた。
このような突飛な話に、妻が同意するわけがない。
透は、一瞬でもその提案に乗ろうとした自分を軽蔑し、口を開いた。
「やはり結構・・・」
夫の言葉を、突然妻の声が遮った。
「いいですわ」
「千恵子・・・・・・」
「あら、奥様。提案を受けていただけるのかしら」
菊枝が少し驚いた風に千恵子に言った。
「退屈ですから、最後の一日ぐらい、そんな風に過ごしてもいいような気がします」
妻の言葉に、透は何も返すことができない。