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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第11章 千恵子~豪華クルーズ船にて
2組の夫婦は午後1時に待ち合わせをした。
場所は阪本夫妻が指定したプールサイドであった。
この日もまた、真夏の日差しが上空から照り付けている。
透は、いつも以上に暑さを感じた。
「千恵子、本当にいいのか」
阪本夫妻を待つ妻の姿は、どこか不安げに見えた。
「今から断ることだって」
「いえ、いいわ」
千恵子は、夫の言葉を静かに、しかし、はっきりと退けた。
夫がこの旅行のために買ったビキニの水着を身に着けた妻。
待ち合わせがプールサイドと決まった時点で、水着で来ることが暗黙の了解となった。
水着の上に、千恵子は白のタオル地のカーデガンを着ていた。
白い肌に包まれた妻の美脚が眩しい。
カーデガンの下に、盛り上がった妻の乳房が水着に包まれているのが見える。
透は複雑であった。
自分が準備した水着姿の妻を、別の男に盗られるような気分だった。
「嫌になったら途中でやめてもいいからな」
「勿論そのつもりよ」
妻は、いつもと変わらずクールに答えた。
そして、夫妻がやってきた。
二人とも水着の上にシャツ、パンツを身に着けているようだった。
阪本菊枝は大きなサングラスをしている。
「お待たせしました」
菊枝が笑顔で二人に声をかけた。
「来てくれないかと思ってたんですよ」
菊枝の言葉に、透はここに来たことをかすかに後悔した。
「では約束通り、今夜夕食が終わるまでそれぞれカップルで別行動にしましょうか」
菊枝が透の腕に自らの手を大胆に絡めてくる。
「透さんと呼んでいいかしら?」
「はあ・・・・・」
「じゃあ、行きましょうか。あなた、あとは千恵子さんをお願いしますね」
透は、妻に言葉を告げることもできず、菊枝に引き摺られて行った。
残された敬一は、今日もまた穏やかに笑みを浮かべている。
その隣で、恥ずかしげにうつむいている妻を透は見つめた。
場所は阪本夫妻が指定したプールサイドであった。
この日もまた、真夏の日差しが上空から照り付けている。
透は、いつも以上に暑さを感じた。
「千恵子、本当にいいのか」
阪本夫妻を待つ妻の姿は、どこか不安げに見えた。
「今から断ることだって」
「いえ、いいわ」
千恵子は、夫の言葉を静かに、しかし、はっきりと退けた。
夫がこの旅行のために買ったビキニの水着を身に着けた妻。
待ち合わせがプールサイドと決まった時点で、水着で来ることが暗黙の了解となった。
水着の上に、千恵子は白のタオル地のカーデガンを着ていた。
白い肌に包まれた妻の美脚が眩しい。
カーデガンの下に、盛り上がった妻の乳房が水着に包まれているのが見える。
透は複雑であった。
自分が準備した水着姿の妻を、別の男に盗られるような気分だった。
「嫌になったら途中でやめてもいいからな」
「勿論そのつもりよ」
妻は、いつもと変わらずクールに答えた。
そして、夫妻がやってきた。
二人とも水着の上にシャツ、パンツを身に着けているようだった。
阪本菊枝は大きなサングラスをしている。
「お待たせしました」
菊枝が笑顔で二人に声をかけた。
「来てくれないかと思ってたんですよ」
菊枝の言葉に、透はここに来たことをかすかに後悔した。
「では約束通り、今夜夕食が終わるまでそれぞれカップルで別行動にしましょうか」
菊枝が透の腕に自らの手を大胆に絡めてくる。
「透さんと呼んでいいかしら?」
「はあ・・・・・」
「じゃあ、行きましょうか。あなた、あとは千恵子さんをお願いしますね」
透は、妻に言葉を告げることもできず、菊枝に引き摺られて行った。
残された敬一は、今日もまた穏やかに笑みを浮かべている。
その隣で、恥ずかしげにうつむいている妻を透は見つめた。