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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第11章 千恵子~豪華クルーズ船にて
「透さん、奥様のことが気になるのかしら」

「え、ええ、まあ」

「いやね、今日だけは私と付き合ってもらいますからね」

菊枝に指先を絡められ、透は妙な気分になった。

結婚後、妻以外の女性と触れ合うことなど、まるでなかった。

菊枝の指先は、何とも言えずなまめかしい感触を与えてきた。

「どこに行こうかしら」

「どこって言われても」

「プールでのんびりしますか。それともお部屋に行こうかしら」

「部屋、ですか?」

透は困惑した。

隣にいる菊枝からは、昨日感じた以上に濃厚な女性の魅力が湧き出ていた。

熟した女体だけが持つ、男を屈服させるような雰囲気。

素敵に年を重ねたことが、逆に男を引き寄せる魅力となっているようだ。

ぴたりと密着してくる彼女の肢体は、想像以上に肉感的だ。

その肌には男に吸い付いたら離さないような雰囲気がある。

菊枝の豊満な乳房が、透の脇腹に触れる。

彼女と部屋で二人きりになったなら、どうなってしまうのか、透は想像するのがこわかった。

「部屋に行くなんて、ご主人に怒られますよ、そんなこと」

「あら、いいのよ。今日は互いに何をしても」

菊枝の言葉が、透の戸惑いを深めていく。

妻、千恵子のことが、透はどうにも気になって仕方がなかった。

「プールサイドでのんびりしませんか」

透はそう提案した。

「いいわね」

菊枝はカクテルを2杯頼み、手際よく場所を確保した。

そして、二人はデッキチェアに寝そべり、優雅な日光浴を始めた。

クルーズ船内とは思えないほどに、巨大な屋外プールだ。

透は、妻の姿を探した。

二人は、かなり遠方にいた。

カーデガンを脱ぎ去り、妻は既にビキニ姿となっている。

長く伸びた脚がまぶしい。

水着姿の妻に、周囲の男性たちがさりげなく視線を送っているようだ。

見事なスタイルの持ち主であることが遠方からでもよくわかる。

妻の表情にはまだ緊張の色が浮かんでいた。

日焼け止めクリームを手にする阪本敬一の姿が、妻のすぐ隣にあった。
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