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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第11章 千恵子~豪華クルーズ船にて
「あら、奥様もプールに誘われたようね」

デッキチェアに横になる菊枝が、遠方を眩しそうに見つめる。

その視線の先にいる妻が、水着姿のままデッキチェアに座るのを透は見た。

「いやだ、主人たら。日焼け止めクリームを奥様に塗るつもりよ」

菊枝は、透をいじめるように耳元でささやいてくる。

「妻は自分で塗ると思いますよ」

願望を込めて、透はそうつぶやいた。

このクルーズ旅行で、妻は日焼け止めクリームを使ったことはなかった。

39歳の主婦として、勿論肌には気を配っている。

だが、妻はあまり日焼けするタイプではなかった。

プールサイドでも注意深く振る舞い、長時間直射日光の下にいないせいかもしれない。

そんな妻が、何も知らぬ男性にそんなことを許すはずは・・・・。

「ふふふ、どうかしら」

いたずらっぽくささやき、菊枝は透の太腿を撫でてくる。

妙な気分が透の肉体を襲う。

「奥さん・・・・」

菊枝が伸ばしてくる細い指を制するように、透が手を動かす。

「いやね、奥さん、だなんて。まるでどこかの不倫小説みたい」

「えっ・・・」

「今日は名前で呼んでくださいな」

その指示に反論する余裕もなく、透は素直に従った。

「わかりましたよ・・・・。じゃ、あの菊枝さん」

「はい、透さん。何かしら」

そんな他愛もない会話を続けながら、透は改めて妻の姿に視線を投げた。

えっ?!・・・・

デッキチェアに座った妻が、戸惑った表情のまま、長い腕を差し出している。

そこに阪本敬一が丁寧な手つきでクリームを塗っていた。

「奥様、主人に許したみたいね」

「・・・・」

「うちの主人、マッサージが凄く上手なのよ」

「マッサージが?」

「何というか、あの人、年だからか、女性の悦ばせ方を知っているの」

小悪魔のように笑みを浮かべ、菊枝はカクテルに手を伸ばす。

「でもご安心あれ。主人は奥様の意志に反するようなことはしないわ」

「・・・・」

「奥様が許すことしかしないの」

菊枝の言葉を噛みしめながら、透は妻と彼の姿を見つめ続けた。

敬一は熱心に妻の裸体に愛撫を与えているように見えた。

男の視線は、手の中にある人妻の裸体に注がれている。

やがて、千恵子はデッキチェアにうつぶせの格好で寝そべった。

背中に伸びた阪本恵一の手が、妻のブラの紐をほどく。
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