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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第11章 千恵子~豪華クルーズ船にて
千恵子、いったい・・・・。
淡白な夫しか知らない妻、千恵子。
そのせいか、夫に抱かれることも、最近では意図的に敬遠する。
だが、透はこれまで、こう思っていた。
妻もまた、そのような行為には強い関心はないのだ、と。
そんな想像は、実は誤りなのかもしれない。
透は、そんな疑心を僅かに抱き始めていた。
「あら、プールに入るみたいね」
透の手を乳房で遊ばせているせいか、菊枝は少し艶めいた声でそう言った。
阪本敬一が、妻のブラの紐を再び結んでいる。
そして彼に手をとられ、妻は立ち上がった。
その足元は少しふらついている。
透は、妻の表情をようやく捉えることができた。
依然として、困惑の表情を浮かべている。
だが、そこには透が知らないような、上気した雰囲気があった。
その意味を、透は考えたくはなかった。
敬一にいざなわれ、妻はゆっくりとプールに入っていく。
抜群のスタイルを誇るビキニ姿の妻を、周囲の男たちがちらちらと見つめる。
大人が立てば、ちょうど胸元辺りまで隠れるほどの水深だ。
何名かの他の客も入っているが、混雑にはほど遠い。
「あの二人、私たちには気づいてないようね」
菊枝の言うとおりだった。
二人は、反対側のプールサイドにいる透と菊枝に、一度も視線を注いでいない。
意図的ではなく、恐らくは単に気づいていないからであった。
大型のパラソルが、透と菊枝のチェアのすぐそばにある。
角度によっては、それが二人を周囲から隠しているようにも思えた。
透の手は、依然として菊枝の豊かな胸元に置かれている。
「透さん、もっと揉んでくださいな」
もはや、透は菊枝の体に引きずり込まれている。
「わかりました」
意図的な欲情を込めて、透は菊枝の胸を本格的に愛撫し始めた。
菊枝がかすかに息を乱すことを感じつつ、透はプールの中の二人を見つめた。
中央付近まで進んだ二人は、やや距離を置いて立っている。
妻は依然として表情を緊張させ、ふらついているように見える。
そんな妻を支えるように、敬一がやがてその体を密着させていく。
困惑するような表情を浮かべつつ、妻が彼の背中に両手を回す。
何事かを、敬一が妻の耳元でささやく。
その瞬間、妻は何かを激しく拒絶するように首を振った。
淡白な夫しか知らない妻、千恵子。
そのせいか、夫に抱かれることも、最近では意図的に敬遠する。
だが、透はこれまで、こう思っていた。
妻もまた、そのような行為には強い関心はないのだ、と。
そんな想像は、実は誤りなのかもしれない。
透は、そんな疑心を僅かに抱き始めていた。
「あら、プールに入るみたいね」
透の手を乳房で遊ばせているせいか、菊枝は少し艶めいた声でそう言った。
阪本敬一が、妻のブラの紐を再び結んでいる。
そして彼に手をとられ、妻は立ち上がった。
その足元は少しふらついている。
透は、妻の表情をようやく捉えることができた。
依然として、困惑の表情を浮かべている。
だが、そこには透が知らないような、上気した雰囲気があった。
その意味を、透は考えたくはなかった。
敬一にいざなわれ、妻はゆっくりとプールに入っていく。
抜群のスタイルを誇るビキニ姿の妻を、周囲の男たちがちらちらと見つめる。
大人が立てば、ちょうど胸元辺りまで隠れるほどの水深だ。
何名かの他の客も入っているが、混雑にはほど遠い。
「あの二人、私たちには気づいてないようね」
菊枝の言うとおりだった。
二人は、反対側のプールサイドにいる透と菊枝に、一度も視線を注いでいない。
意図的ではなく、恐らくは単に気づいていないからであった。
大型のパラソルが、透と菊枝のチェアのすぐそばにある。
角度によっては、それが二人を周囲から隠しているようにも思えた。
透の手は、依然として菊枝の豊かな胸元に置かれている。
「透さん、もっと揉んでくださいな」
もはや、透は菊枝の体に引きずり込まれている。
「わかりました」
意図的な欲情を込めて、透は菊枝の胸を本格的に愛撫し始めた。
菊枝がかすかに息を乱すことを感じつつ、透はプールの中の二人を見つめた。
中央付近まで進んだ二人は、やや距離を置いて立っている。
妻は依然として表情を緊張させ、ふらついているように見える。
そんな妻を支えるように、敬一がやがてその体を密着させていく。
困惑するような表情を浮かべつつ、妻が彼の背中に両手を回す。
何事かを、敬一が妻の耳元でささやく。
その瞬間、妻は何かを激しく拒絶するように首を振った。