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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第11章 千恵子~豪華クルーズ船にて
いったい彼は妻に何を提案したというのか。

妻の指先が、依然として彼の背中をしっかり掴んでいるのが見える。

一方、男の手は水の中だ。

妻は目の前の敬一のことを、緊張した風に見つめている。

時折、妻は首を小さく振る。

何かに戸惑っているような気配だ。

敬一が、ためすように妻の瞳を見つめながら、腕を水の中で動かす。

僅かに、妻の表情が歪む。

妻の肢体を、水中で男の手がまさぐっていることを透は想像する。

水の中で揺れるように漂いながら、二人はやがてしっかり抱き合っていく。

それは、耐え切れずに妻が男にすがっていくような雰囲気だった。

男は妻の耳元で何かをささやきつづけている。

やがて、妻の瞳が、そっと閉じられた。

その顔つきには、まだ緊張の色が浮かんでいる。

唇を時折噛むようにしながら、妻は彼にしがみつくように立ち続ける。

「何しているのかしらね、あの二人・・・・」

菊枝の声にもまた、官能の気配が濃くなっていた。

無意識のうちに、透は菊枝の乳房を濃密に愛撫していた。

「透さん、お上手ね・・・・。次は私の番よ・・・・」

体を横に向け、菊枝は右手を透の下腹部に伸ばしてきた。

そして、大胆に彼の水着の中に滑り込ませていく。

「菊枝さん・・・・・」

「あら。もうこんなになって。奥様を見て興奮したのかしら」

からかうように菊枝が透を見つめ、右手でしっかりとそれを握りしめた。

透は快感にうめきながらも、菊枝の行為を止めようとはしなかった。

それどころか、透は反撃するように菊枝の水着の胸元に指先を潜り込ませた。

「もっとしていいのよ、透さん」

深い胸の谷間をまさぐりながら、やがて乳房の頂点に到達する。

「ああんっ・・・・」

菊枝が、これまでずっと我慢していたかのような、色っぽい息を吐く。

透にはまるでそれが、まだ聞いたことのない妻の喘ぎのように響いた。
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