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第2章 佳恵～義父との許されない関係

「お義父さん、ほんとに駄目っ・・・・」

佳恵が激しく首を振り、精三の頭を押し返そうとする。

だが、無駄だった。

これまでとは一転し、精三は荒々しい態度で佳恵の乳房にしゃぶりついてくる。

音を立てて柔かな膨らみを舐めながら、佳恵のわき腹をそっと撫でる。

息子である耕一とはかけ離れた、熟練した仕草だった。

羽毛のような感触で動く精三の指先が、佳恵の肢体を震わせていく。

そして義父は、自らの足を佳恵の美脚の隙間に強引にねじ込んでいく。

「いやっ・・・・・・」

乳房に埋まる精三の後頭部をかきむしるように、佳恵の指先が動く。

これ以上許したら、絶対にいけない・・・・・・・・・・

そんな決意を繰り返すたびに、精三が佳恵の乳首を巧みに舌先で弾いてくる。

「いやんっ・・・・・・・・・」

同時にその指先が、再び佳恵の太腿に伸びる。

ヒップを撫でながら、ゆっくりと佳恵の美脚の付け根に接近していく。

「駄目っ・・・・、お義父さん、そこだけはいけませんっ・・・・・・・・」

狼狽する人妻の乳房を吸いながら、義父の指先が、更に進む。

佳恵の両脚の隙間に、もはや精三の体が完全に割り込んでいる。

佳恵のショーツを引っ張るように刺激しながら、精三の指先の先端が上を向く。

そして、ショーツの上から、佳恵の秘唇付近をそっと撫でる。

「あっ・・・・・・・・」

忘れていた、いや、かつて覚えたことのないような快感が、佳恵の全身を走り抜ける。

「佳恵さん、やっぱり男が欲しかったんじゃろう」

「そんなこと、あるわけないです・・・・、私は耕一さんだけで・・・・・・」

佳恵の言葉には、先刻のような確かな抵抗の力が込められていない。

精三の指先が、ぐいと伸び、佳恵のショーツを窪みに押し込む。

「はんっ・・・・・・・・・」

再び声を漏らす佳恵に、精三がその事実を伝える。

「佳恵さん、もう濡れてるんじゃないのかな・・・・・・」