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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第2章 佳恵~義父との許されない関係
挿入を果たした精三は、指先を佳恵の顎に運んだ。

避けるように横を向いていた佳恵の顔を、上にいる自分に向ける。

閉じていた瞳を開き、佳恵は精三の表情を見つめる。

義父であると同時に、そこには夫以外の別の男の姿があった。

平日の昼間から、夫を裏切り、背徳な行為を選択してしまった自分。

きつい視線を向けてくる佳恵の唇を、精三が再び吸う。

「あっ・・・・・・・・・」

精三は言葉を発することはなかった。

佳恵を悦ばすことだけに専念するように、優しげなキスで唇を吸ってくる。

老年を感じさせる手で、佳恵の乳房を包み、最上の愛撫を与えていく。

そして、腰をゆっくりと往復させ始める。

「ああっ、お義父さん・・・・・・、待ってください・・・・・・・・」

夫にされるときとは比較にならないほどの熱が、秘所に宿っている。

動かされるだけで、その熱は更に上昇し、蕩ける蜜量が増していく。

このまま動かされてしまったなら、どうなってしまうのか。

未知の世界に導かれることを、佳恵は強く恐れた。

「駄目っ・・・・・・、動かないでください・・・・・・・・」

精三が答えを返すことはない。

言葉ではなく、その態度で息子の妻に自分の意志を示していく。

ゆっくりと、しかし深々と、腰の往復を始めていく。

ぐいと奥まで突き出される度に、義父のものを強く感じる。

そして、体奥からの声を漏らしてしまう。

「あっ・・・・・・・・、あんっ・・・・・・・・・・・・」

自分でも覚えのない声だった。

その声には怒りと戸惑いだけでなく、確かな悦びの色が混じっている。

心を許しちゃ駄目っ・・・・・・・・・

理性に懸命にすがりつく佳恵に、精三の腰の振りが加速していく。
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