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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第12章 泉~遠い昔の記憶
荒木の母親は、漏れ出す吐息を懸命に抑えこもうとしていた。

それは、体を許しても心まで許していないことを示そうとしているようだった。

人妻、そして母親として。

強固なプライドと覚悟を持った人妻を、夫以外の男が好きに貪っていく。

仰向けに荒木の母親を抑え込み、男は時間をかけて腰を振り続けた。

人妻は、必死に唇を噛みしめている。

時折、眉間にしわを寄せるように顔を歪め、激しく首を振った。

犯してくる男の背中に指を這わせ、我慢できない風に爪を立てる。

それ以上の言葉を漏らすことだけを必死に耐えながら。

「奥さん、何年振りかなんでしょう」

荒木の母親が快感に溺れ始めたことを見透かすように、男がささやく。

腰の振りを止め、ねっとりとキスをする。

僅かに開いた荒木の母親の唇の隙間から、舌先が動くのが見える。

そのまま唇を吸いながら、男は力強く女の裸体を持ち上げた。

布団の上に座った男の腰に、荒木の母親の美脚が絡む。

男に跨ったまま、彼女は思わず彼にしがみついた。

男の両手が、荒木の母親の太腿を抱え込む。

そして、前後にゆっくりと、しかし深く揺すり始めた。

「感じるだろう」

腰が男の上に落下する度に、荒木の母親の顎が上を向く。

何度も首を振り、男が与える行為に苦悶していく。

男の顔が荒木の母親の乳房に吸い付く。

「・・・・」

唇をわずかに開いた人妻が、彼の後頭部を抱え込む。

秘所を深く交接させ、男がぐいぐいと腰を押し上げていく。

酸素を求めるように、荒木の母親が何度も唇を開く。

時間をかけた男の行為。

次第に自我を捨て去っていく人妻。

男の手が、人妻のくびれた腰をつかんだ。

誘導されるように、彼女の下半身が動き始める。

うっとりとした顔つきで、僅かに首を振る荒木の母親。

だが、人妻の腰は、何かを探すようにくねっていく。

私は気づく。

いつしか、男の手が人妻の腰に添えられていないことに。

荒木の母親は自分で腰をくねらせ、両脚で男の胴を挟み込んでいた。

「いいだろう、奥さん」

荒木の母親は反応を示さなかった。

ただ瞳を閉じ、恍惚の表情で腰を次第に激しく振り始めた。

「奥さん、どうだ・・・・」

布団が動くほどに激しく腰を振る人妻。

「あっ・・・・、あっ・・・・・」

喉奥から、悦びの息が漏れ出す。
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