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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第13章 香菜子~キャンプ場での出来事
キャンプ場に来ている多くの客が、真夏の空の下、川遊びをしている。
真ん中あたりの水深はかなりあり、流れも速そうだ。
向こう岸までは10メートル程度だろうか。
巨大な岩がいくつも転がる向こう岸にも、何名かの大人がいた。
岩の上から声をあげて川の中に飛び込んでいるグループがいる。
水着姿の男たち、3人連れのようだ。
年齢は30代半ばだろうか。
剥き出しの彼らの裸体は、皆が引き締まった筋肉に包まれ、その腕はたくましく盛り上がっている。
誰もが野性の匂いを漂わせた男たちだった。
美月がいつしかその彼らをじっと見つめていることに、香菜子は気づいている。
その視線には、明らかに何か意味深な欲情がこめられているように思えた。
「香菜子さん、ねえ、素敵だと思わない」
香菜子の隣で、美月がそっとささやいてくる。
「何が?」
「やだ、あの人たちよ」
「あそこで飛び込んでいる人たちのこと?」
「そうそう。筋肉隆々で見とれちゃう。あんな男の人にされたらどんな気分なのかしら」
「美月さん、ねえ、何言ってるのよ」
「きっと夢心地よね」
「美月さんったら・・・・」
「うらやましいわ、あの人たちの彼女」
香菜子はそれ以上、美月と会話をするのを止めた。
というのも、向こう岸の彼らが、こちらにいる自分たちのことを見つめ始めたような気がしたのだ。
相変わらず、二人の子供たちは周辺で声を出して遊んでいる。
「ねえ、美月さん、そろそろ行きましょうよ」
「香菜子さん、待って。ほら、あの人たちこっちに戻ってくるみたいよ」
美月が言う通りだった。
3人の男は、岩からの最後のダイブを終えると、こちらの岸に泳いで戻ってきた。
そして、ちらちらと互いに視線を交わしながら、香菜子たちが座る場所にやってきた。
水着姿の3名の男性を前に、香菜子は妙な気恥ずかしさを感じ、視線をあげることができない。
「お二人でキャンプなんですか?」
タオルで髪を拭いながら、一人の男がそう訊いた。
真ん中あたりの水深はかなりあり、流れも速そうだ。
向こう岸までは10メートル程度だろうか。
巨大な岩がいくつも転がる向こう岸にも、何名かの大人がいた。
岩の上から声をあげて川の中に飛び込んでいるグループがいる。
水着姿の男たち、3人連れのようだ。
年齢は30代半ばだろうか。
剥き出しの彼らの裸体は、皆が引き締まった筋肉に包まれ、その腕はたくましく盛り上がっている。
誰もが野性の匂いを漂わせた男たちだった。
美月がいつしかその彼らをじっと見つめていることに、香菜子は気づいている。
その視線には、明らかに何か意味深な欲情がこめられているように思えた。
「香菜子さん、ねえ、素敵だと思わない」
香菜子の隣で、美月がそっとささやいてくる。
「何が?」
「やだ、あの人たちよ」
「あそこで飛び込んでいる人たちのこと?」
「そうそう。筋肉隆々で見とれちゃう。あんな男の人にされたらどんな気分なのかしら」
「美月さん、ねえ、何言ってるのよ」
「きっと夢心地よね」
「美月さんったら・・・・」
「うらやましいわ、あの人たちの彼女」
香菜子はそれ以上、美月と会話をするのを止めた。
というのも、向こう岸の彼らが、こちらにいる自分たちのことを見つめ始めたような気がしたのだ。
相変わらず、二人の子供たちは周辺で声を出して遊んでいる。
「ねえ、美月さん、そろそろ行きましょうよ」
「香菜子さん、待って。ほら、あの人たちこっちに戻ってくるみたいよ」
美月が言う通りだった。
3人の男は、岩からの最後のダイブを終えると、こちらの岸に泳いで戻ってきた。
そして、ちらちらと互いに視線を交わしながら、香菜子たちが座る場所にやってきた。
水着姿の3名の男性を前に、香菜子は妙な気恥ずかしさを感じ、視線をあげることができない。
「お二人でキャンプなんですか?」
タオルで髪を拭いながら、一人の男がそう訊いた。