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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第13章 香菜子~キャンプ場での出来事
満天の星空が、木々の隙間から見える。
キャンプ場はすっかり闇に包まれていた。
パパ二人が奮闘し、料理の準備は整った。
「乾杯!」
香菜子の夫の音頭で、家族同士での楽しい夕食が始まった。
「うわ、おいしい!」
子供たちは大騒ぎだ。
その傍らで、香菜子の夫は黙々と肉を焼き続ける。
「手伝いましょうか。あれ、焦げてますよ」
「あっ、ほんとだ」
香菜子の夫と美月が、親しげに会話をし、寄り添って肉を裏返す。
そんな二人の姿を、香菜子は少し複雑な心境で見つめた。
香菜子さんのご主人、素敵じゃない?
昼間、美月がさりげなく言った言葉。
美月の瞳には、確かに男を誘惑するような光が宿っている。
惑わされるような夫ではないけど、でも・・・。
「ビール、ですか?」
「えっ?」
美月の夫に声をかけられ、香菜子は言葉を詰まらせた。
「あっ、じゃあ、いただきます」
「どうぞ・・・・、あっ、僕はアルコールが駄目ですから」
美月の夫は、こんな場面でも無口な男性だった。
会話も弾むことなく、すぐに気まずい沈黙が漂う。
美月がなぜこのようにおとなしい彼と結婚したのか、香菜子には謎だった。
もう夜なんてさっぱりなんだから。
赤裸々に言い放った美月の言葉を、香菜子は思い出す。
美月さん、それは私だって・・・。
心の中でつぶやき、そして香菜子は自分を戒めるように姿勢を正した。
私、何を考えているのかしら・・・・。
コテージは家族同士別々だ。
香菜子は、今夜久しぶりに夫に抱いてもらいたいという欲情に、気づかぬふりをした。
食事は順調に進み、やがて、子供たちは眠そうな表情を浮かべ始めた。
「子供たちはパパが寝かそうか」
「健太君パパ、素敵」
香菜子の夫を、美月がうっとりと見つめる。
「では、そうしましょうか」
美月の夫も同意し、父親が子供たちを寝かしつけるために、それぞれのコテージに入っていった。
残された妻たちは、弱まってきた火を囲み、再びコップを持った。
「女同士で乾杯といきますか」
美月に誘われ、香菜子もまた冷えたビールを飲んだ。
「香菜子さん、今夜は楽しもうね」
そっと耳元でささやく美月。
「美月さんったら・・・・」
昼間、川で出会った3人の男。
水着姿の彼らの記憶が、香菜子を妖しく揺さぶってくる。
キャンプ場はすっかり闇に包まれていた。
パパ二人が奮闘し、料理の準備は整った。
「乾杯!」
香菜子の夫の音頭で、家族同士での楽しい夕食が始まった。
「うわ、おいしい!」
子供たちは大騒ぎだ。
その傍らで、香菜子の夫は黙々と肉を焼き続ける。
「手伝いましょうか。あれ、焦げてますよ」
「あっ、ほんとだ」
香菜子の夫と美月が、親しげに会話をし、寄り添って肉を裏返す。
そんな二人の姿を、香菜子は少し複雑な心境で見つめた。
香菜子さんのご主人、素敵じゃない?
昼間、美月がさりげなく言った言葉。
美月の瞳には、確かに男を誘惑するような光が宿っている。
惑わされるような夫ではないけど、でも・・・。
「ビール、ですか?」
「えっ?」
美月の夫に声をかけられ、香菜子は言葉を詰まらせた。
「あっ、じゃあ、いただきます」
「どうぞ・・・・、あっ、僕はアルコールが駄目ですから」
美月の夫は、こんな場面でも無口な男性だった。
会話も弾むことなく、すぐに気まずい沈黙が漂う。
美月がなぜこのようにおとなしい彼と結婚したのか、香菜子には謎だった。
もう夜なんてさっぱりなんだから。
赤裸々に言い放った美月の言葉を、香菜子は思い出す。
美月さん、それは私だって・・・。
心の中でつぶやき、そして香菜子は自分を戒めるように姿勢を正した。
私、何を考えているのかしら・・・・。
コテージは家族同士別々だ。
香菜子は、今夜久しぶりに夫に抱いてもらいたいという欲情に、気づかぬふりをした。
食事は順調に進み、やがて、子供たちは眠そうな表情を浮かべ始めた。
「子供たちはパパが寝かそうか」
「健太君パパ、素敵」
香菜子の夫を、美月がうっとりと見つめる。
「では、そうしましょうか」
美月の夫も同意し、父親が子供たちを寝かしつけるために、それぞれのコテージに入っていった。
残された妻たちは、弱まってきた火を囲み、再びコップを持った。
「女同士で乾杯といきますか」
美月に誘われ、香菜子もまた冷えたビールを飲んだ。
「香菜子さん、今夜は楽しもうね」
そっと耳元でささやく美月。
「美月さんったら・・・・」
昼間、川で出会った3人の男。
水着姿の彼らの記憶が、香菜子を妖しく揺さぶってくる。