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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第13章 香菜子~キャンプ場での出来事
男たちが追ってこないとわかっても、香菜子はしばらく走り続けた。
ハアハアハア・・・・・
息を切らした香菜子は、深夜のキャンプ場で立ち止まった。
腕時計を見れば、既に午前1時を過ぎている。
いっそうの静寂の中、虫の音と川のせせらぎの音だけが聞こえてくる。
上空には見事な星が広がっていた。
「・・・・」
美月に悪いことをしてしまったのかもしれない。
香菜子はしかし、すぐにその思いをかき消した。
今日会ったばかりの男たちと、淫らに肉体を交わしあう美月の姿。
その奔放すぎる姿を思い起こすだけで、香菜子は感じずにはいられなかった。
私は、あの人とは付き合えない、と。
美月にあんな一面があったなんて、香菜子はこれまで気づくこともなかった。
香菜子はその場で乱れた服を整えた。
髪を直し、再びゆっくりと歩き始める。
やはり、彼女の夫に原因があるんだろうか。
運動音痴な学者タイプで口数が少ないという美月の夫。
確かに、今日キャンプ場で会ってもそんな雰囲気だった。
もう夫に抱かれることもない、と不満を漏らしていた美月。
そんな環境が、彼女を今夜の行動に駆り立てたというのか・・・・。
でも・・・・。
香菜子は、早く自分のコテージに戻りたかった。
別の男に乱された理性、そして肉体を、夫に慰めてほしかった。
コテージの男のささやきが、香菜子の心を乱し続けている。
奥さんだってやりたいんだろう・・・・
乳首がこんなに勃ってるじゃないか・・・・
違うわ・・・・。
香菜子は心の中で叫んだ。
私は、そんな女じゃない。
美月さんのように、簡単に夫を裏切るような人妻じゃないのよ・・・・。
妖しげな肉体の火照りは、収まるどころか冷たい夜気に刺激され、更に高まってくる。
男の上で腰を振る美月の姿が、香菜子の欲情を煽っている。
あなた、早く・・・・
熟睡していてもかまわない。
香菜子は大胆にでも夫に迫り、今夜、激しく抱いてほしいと望んでいた。
次第に足を速め、自分のコテージに近づいていく。
闇の中、建物がうっすらと浮かび上がってきた。
「着いたわ・・・・」
安堵を得た香菜子が、コテージの玄関に向かう階段に足を置いたときだった。
その手首が背後から突然つかまれ、口が何者かの手で塞がれた。
ハアハアハア・・・・・
息を切らした香菜子は、深夜のキャンプ場で立ち止まった。
腕時計を見れば、既に午前1時を過ぎている。
いっそうの静寂の中、虫の音と川のせせらぎの音だけが聞こえてくる。
上空には見事な星が広がっていた。
「・・・・」
美月に悪いことをしてしまったのかもしれない。
香菜子はしかし、すぐにその思いをかき消した。
今日会ったばかりの男たちと、淫らに肉体を交わしあう美月の姿。
その奔放すぎる姿を思い起こすだけで、香菜子は感じずにはいられなかった。
私は、あの人とは付き合えない、と。
美月にあんな一面があったなんて、香菜子はこれまで気づくこともなかった。
香菜子はその場で乱れた服を整えた。
髪を直し、再びゆっくりと歩き始める。
やはり、彼女の夫に原因があるんだろうか。
運動音痴な学者タイプで口数が少ないという美月の夫。
確かに、今日キャンプ場で会ってもそんな雰囲気だった。
もう夫に抱かれることもない、と不満を漏らしていた美月。
そんな環境が、彼女を今夜の行動に駆り立てたというのか・・・・。
でも・・・・。
香菜子は、早く自分のコテージに戻りたかった。
別の男に乱された理性、そして肉体を、夫に慰めてほしかった。
コテージの男のささやきが、香菜子の心を乱し続けている。
奥さんだってやりたいんだろう・・・・
乳首がこんなに勃ってるじゃないか・・・・
違うわ・・・・。
香菜子は心の中で叫んだ。
私は、そんな女じゃない。
美月さんのように、簡単に夫を裏切るような人妻じゃないのよ・・・・。
妖しげな肉体の火照りは、収まるどころか冷たい夜気に刺激され、更に高まってくる。
男の上で腰を振る美月の姿が、香菜子の欲情を煽っている。
あなた、早く・・・・
熟睡していてもかまわない。
香菜子は大胆にでも夫に迫り、今夜、激しく抱いてほしいと望んでいた。
次第に足を速め、自分のコテージに近づいていく。
闇の中、建物がうっすらと浮かび上がってきた。
「着いたわ・・・・」
安堵を得た香菜子が、コテージの玄関に向かう階段に足を置いたときだった。
その手首が背後から突然つかまれ、口が何者かの手で塞がれた。