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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第15章 礼子~夫の部下達との一夜
「桐嶋の妻、礼子です」

初対面の上司の妻に、二人の部下は玄関先で緊張の表情を浮かべた。

「あっ、私は石野、そしてこちらは片平です」

「片平です・・・・」

既に桐嶋はクラス会に出発したようだった。

石野と片平が訪ねた自宅には、上司の妻だけがいた。

「いつも主人がお世話になっております」

「い、いえ、私たちのほうこそ、部長には・・・・・」

「どうぞおあがりになってください」

家の中に招かれた二人は、リビングのソファに案内された。

2階建てではあるが、それほど大きな家ではない。

だが、子供がいないのであれば、十分な間取りなんだろう。

それに、外装も内装もよく整えられ、くたびれた様子はまるでなかった。

台所で飲み物を用意しようとする礼子に、石野が恐縮するように言った。

「奥様、あの、どうぞお構いなく」

「そこにお座りになって」

「は、はい・・・・」

「冷たいものを用意しますわ。ビールでよろしかったかしら」

「い、いえ、我々はお茶で・・・・・」

「じゃ、麦茶を用意しますね」

短い会話でも、二人は上司の妻がどこか緊張していることを感じた。

おとなしく、人見知りをするタイプのようだ。

口数も少なそうである。

桐嶋の言葉に嘘はなかったようだ。

やはり、ちょっとした気分転換を必要としているのだろうか。

少し離れた台所で、礼子は時間をかけて飲み物を用意している。

ソファに座った二人は、小さな声で会話を交わした。

「お綺麗な方だな」

「ええ。想像以上です」

桐嶋の妻は、すらりとしたスタイルの持ち主だった。

シャツに白色のデニムという、意外にカジュアルな格好がよく似合っている。

長い脚、そして贅肉ともまだ無縁な腰つき。

それでいて、40代の女性だからだろうか、どこか色気を伴った肉付きをした躰。

だが、印象深かったのはその表情だった。

はっきりとした瞳と、女の強さを持っていることを示す顔つき。

その知的な表情は、男好きのするそれだった。

そして、艶のある黒髪がよく似合う女性だった。

「麦茶なんかでよかったのかしら」

そう言いながら、礼子がお盆にグラスを二つ載せて近づいてきた。

「申し訳ございません、奥様」

二人は思わずソファから立ち上がり、改めて礼子を見つめた。

美しい人妻の色香が濃厚に漂う躰が、そこにあった。
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