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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第15章 礼子~夫の部下達との一夜
上司の妻はたっぷりと満喫したようだった。
花火が盛り上がるにつれ、その規模に驚くように、礼子は何度も声をあげた。
両隣に座る石野と片平に、礼子は時折寄り添うような仕草を見せた。
だが、決して手を伸ばしたり、触れたりしようとはしなかった。
石野も片平も勿論、上司の妻に闇に乗じて何かしようとはしなかった。
逆に、一層混雑する周辺の客に、二人は常に注意を払っていた。
「凄かったわね」
全ての花火が終わった後、座ったまま、礼子は感慨深く漏らした。
「本当に何年振りかしら、花火なんて」
「いかがでしたか」
「今夜はありがとう、わざわざ付き合ってくれて」
「我々のほうこそ楽しかったです」
「こんなおばさんと一緒なんてつまらなかったでしょう?」
立ち上がった礼子の言葉に、二人は思わず首を振った。
「そんな・・・・」
「奥様と一緒でうれしかったです、我々は」
「うれしいわ、お世辞でも」
戸惑ったまま、二人も立ち上がり、礼子を両隣からガードするように位置した。
周辺の混雑が来たとき以上にすさまじい。
「急ぎましょうか」
礼子のその言葉に、二人はうなずいた。
そして、河原を脱出すべく、混雑の中をかき分けるように歩き始めた。
石野の巧みな先導もあり、三人は順調に進むことができた。
だが、河原から道路に出るという最後の場所で、止まることを余儀なくされた。
「押さないでください! ゆっくり進んでください!」
前方に警官がいて、スピーカーを通じて誘導している。
「もみくちゃにされそうね」
「我々がお守りしますから」
不安げな礼子に、石野と片平はそうささやいた。
花火前とは明らかに違う興奮と混乱が、そこにはあった。
酔っている客も多く、皆が大声で騒ぎ、笑いながら前進している。
女性をからかうように叫ぶ男たちもいた。
3人は群衆の中に隙間を見つけ、先を急ごうとした。
礼子を取り囲むように、ある酔客のグループが接近してきたのはその直後だった。
「いい女じゃねえか」
「色っぽいねえ、浴衣姿が」
「人妻かい、あんた」
下品な言葉を吐きながら、数人の男たちが遠慮なく礼子の躰に手を伸ばしてくる。
花火が盛り上がるにつれ、その規模に驚くように、礼子は何度も声をあげた。
両隣に座る石野と片平に、礼子は時折寄り添うような仕草を見せた。
だが、決して手を伸ばしたり、触れたりしようとはしなかった。
石野も片平も勿論、上司の妻に闇に乗じて何かしようとはしなかった。
逆に、一層混雑する周辺の客に、二人は常に注意を払っていた。
「凄かったわね」
全ての花火が終わった後、座ったまま、礼子は感慨深く漏らした。
「本当に何年振りかしら、花火なんて」
「いかがでしたか」
「今夜はありがとう、わざわざ付き合ってくれて」
「我々のほうこそ楽しかったです」
「こんなおばさんと一緒なんてつまらなかったでしょう?」
立ち上がった礼子の言葉に、二人は思わず首を振った。
「そんな・・・・」
「奥様と一緒でうれしかったです、我々は」
「うれしいわ、お世辞でも」
戸惑ったまま、二人も立ち上がり、礼子を両隣からガードするように位置した。
周辺の混雑が来たとき以上にすさまじい。
「急ぎましょうか」
礼子のその言葉に、二人はうなずいた。
そして、河原を脱出すべく、混雑の中をかき分けるように歩き始めた。
石野の巧みな先導もあり、三人は順調に進むことができた。
だが、河原から道路に出るという最後の場所で、止まることを余儀なくされた。
「押さないでください! ゆっくり進んでください!」
前方に警官がいて、スピーカーを通じて誘導している。
「もみくちゃにされそうね」
「我々がお守りしますから」
不安げな礼子に、石野と片平はそうささやいた。
花火前とは明らかに違う興奮と混乱が、そこにはあった。
酔っている客も多く、皆が大声で騒ぎ、笑いながら前進している。
女性をからかうように叫ぶ男たちもいた。
3人は群衆の中に隙間を見つけ、先を急ごうとした。
礼子を取り囲むように、ある酔客のグループが接近してきたのはその直後だった。
「いい女じゃねえか」
「色っぽいねえ、浴衣姿が」
「人妻かい、あんた」
下品な言葉を吐きながら、数人の男たちが遠慮なく礼子の躰に手を伸ばしてくる。