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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第15章 礼子~夫の部下達との一夜
次々に伸びてくる男たちの手。
礼子は抵抗の言葉を発することもできない。
「おい、やめないか」
石野と片平が懸命に彼らの非礼を制しようとする。
だが、男たちは強引で乱暴だった。
指先は官能的な人妻の躰を明らかに狙っていた。
礼子の胸のあたりをまさぐり、ヒップを撫でる。
帯を解こうとする手もあった。
腰のくびれを抱き寄せ、人妻の白い首筋に唇を寄せようとする。
「やめてっ・・・・」
礼子が小さく声を漏らした。
人妻の頬が、闇の中、妖し気に火照っている。
「やめろ!」
片平が一人の男を突き倒した。
集団から礼子を救い出すように、石野が強く腕を伸ばした。
礼子の手を強く握りしめる。
すがるように、人妻の指先にも力がこもる。
後方にいる片平が男たちをかきわけ、礼子の肢体をガードする。
人妻の細身な躰が、二人に抱きかかえられる。
「奥様、もう少しの辛抱です」
大混乱の中、3人は集団を振り切り、何とか道路に脱出することができた。
そのまま歩き続け、礼子の自宅へと急ぐ。
何度か道を曲がり、住宅街に入った3人はようやく安堵に包まれた。
「助かったわ・・・・」
乱れた浴衣を恥ずかし気に整えながら、礼子が頭を下げた。
汗ばんだ額に、髪がまとわりついているのが、妙になまめかしく見える。
「お二人がいなかったら、私、もっとひどいことをされたのかも」
「奥様・・・・」
「お礼をしなくちゃね」
上司の人妻の言葉に、二人は思わず言葉を詰まらせた。
やがて、3人は礼子の自宅前にたどり着いた。
「奥様、今夜は楽しかったです」
「私もこんな気分になったのは、ほんとに久しぶりだわ」
二人には、礼子の表情が花火の前とは少し違うように見えた。
「じゃ、我々はそろそろ・・・・」
「そう・・・・」
石野の言葉に小声でそう返した後、礼子が言った。
「汗かいたでしょう?」
「えっ?」
「ビールでもお飲みになっていったら?」
「でも・・・・」
「まだしばらくいいんでしょう?」
そう提案する人妻は、どこか緊張しているように見えた。
片平が少しおどけたように言った。
「奥様にお付き合いいただけるなら」
その言葉に、礼子は笑みを浮かべた。
「いいわ、今夜は私も少しだけ飲もうかしら」
浴衣姿の人妻の姿が、二人にはたまらなく愛しく見えた。
礼子は抵抗の言葉を発することもできない。
「おい、やめないか」
石野と片平が懸命に彼らの非礼を制しようとする。
だが、男たちは強引で乱暴だった。
指先は官能的な人妻の躰を明らかに狙っていた。
礼子の胸のあたりをまさぐり、ヒップを撫でる。
帯を解こうとする手もあった。
腰のくびれを抱き寄せ、人妻の白い首筋に唇を寄せようとする。
「やめてっ・・・・」
礼子が小さく声を漏らした。
人妻の頬が、闇の中、妖し気に火照っている。
「やめろ!」
片平が一人の男を突き倒した。
集団から礼子を救い出すように、石野が強く腕を伸ばした。
礼子の手を強く握りしめる。
すがるように、人妻の指先にも力がこもる。
後方にいる片平が男たちをかきわけ、礼子の肢体をガードする。
人妻の細身な躰が、二人に抱きかかえられる。
「奥様、もう少しの辛抱です」
大混乱の中、3人は集団を振り切り、何とか道路に脱出することができた。
そのまま歩き続け、礼子の自宅へと急ぐ。
何度か道を曲がり、住宅街に入った3人はようやく安堵に包まれた。
「助かったわ・・・・」
乱れた浴衣を恥ずかし気に整えながら、礼子が頭を下げた。
汗ばんだ額に、髪がまとわりついているのが、妙になまめかしく見える。
「お二人がいなかったら、私、もっとひどいことをされたのかも」
「奥様・・・・」
「お礼をしなくちゃね」
上司の人妻の言葉に、二人は思わず言葉を詰まらせた。
やがて、3人は礼子の自宅前にたどり着いた。
「奥様、今夜は楽しかったです」
「私もこんな気分になったのは、ほんとに久しぶりだわ」
二人には、礼子の表情が花火の前とは少し違うように見えた。
「じゃ、我々はそろそろ・・・・」
「そう・・・・」
石野の言葉に小声でそう返した後、礼子が言った。
「汗かいたでしょう?」
「えっ?」
「ビールでもお飲みになっていったら?」
「でも・・・・」
「まだしばらくいいんでしょう?」
そう提案する人妻は、どこか緊張しているように見えた。
片平が少しおどけたように言った。
「奥様にお付き合いいただけるなら」
その言葉に、礼子は笑みを浮かべた。
「いいわ、今夜は私も少しだけ飲もうかしら」
浴衣姿の人妻の姿が、二人にはたまらなく愛しく見えた。