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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第16章 奈穂子~無人島での出来事
炎の向こうに見える将吾が、恥ずかしそうに視線を逸らす。
そこにはうぶな男性の好奇心だけがあった。
奈穂子は少し安堵した。
「やだ、見てたの?」
「はい・・・・」
「私、何してたかしら」
「それは・・・・」
はにかみながら、将吾は言葉に詰まった。
「可愛いのね、将吾君って」
「・・・・」
「まだ子供なんだ」
嵐の中、勇敢に自分を守ってくれた大学生。
立派な体躯をしていながら、まだ女性も知らないのだろう。
奈穂子は、昼間、海の中で夫と僅かの間、戯れた自分を思い出した。
夫の手はヒップを愛おしく撫で、乳房を情熱的に愛撫してくれた。
ビキニの中に滑り込み、秘所を小刻みに突いてきた指先。
駄目っ、そこは・・・・
私のものは、夫に背後から抱かれたときから、既に熱く潤っていた。
海の中でそんな風に抱かれるなんて、初めての経験だった。
周囲には、見も知らぬツアー客がいた。
彼らの視線を感じながら、私は夫に淫らな刺激を与えられ、たっぷり濡れた。
誰かに見られちゃう・・・・
たまらずに振り向き、夫と正面から抱き合い、キスを求めた私。
そんな一部始終を彼に見られたのかもしれない。
思い出すだけで、奈穂子は妙な気分になってくるような気がした。
「早く彼女ができるといいわね」
「無理ですよ、僕なんて」
「そんなことないと思うけどな」
月と星の輝きは、時間とともに増してきた。
波もすっかり穏やかになっている。
風もほとんどない。
時計を見た奈穂子は、午後11時過ぎであることを知った。
「将吾君、そろそろ寝ましょうか」
「でも、眠れるかなあ」
確かにこんな環境では簡単に寝つくこともできないだろう。
砂浜かデッキチェアに横になり、毛布にくるまるしかない。
「日が昇る頃にボートは来ると思うわ」
夫に早く抱かれたい。
昼間、久しぶりに快楽の予感に浸った人妻の肉体。
夫に激しく愛される自分を想像する奈穂子。
明日の朝、夫と再会することを待ち侘びながら、奈穂子は将吾に言った。
「じゃあ、もう少しこうしていましょうか」
「はい」
将吾が枯れ木を足して、火の勢いを強めようとする。
そのときだった。
「俺の島で何をしてるんだ」
突然何者かの太い声が響いた。
上半身裸のひげ面の男が、浜の端に立っていた。
そこにはうぶな男性の好奇心だけがあった。
奈穂子は少し安堵した。
「やだ、見てたの?」
「はい・・・・」
「私、何してたかしら」
「それは・・・・」
はにかみながら、将吾は言葉に詰まった。
「可愛いのね、将吾君って」
「・・・・」
「まだ子供なんだ」
嵐の中、勇敢に自分を守ってくれた大学生。
立派な体躯をしていながら、まだ女性も知らないのだろう。
奈穂子は、昼間、海の中で夫と僅かの間、戯れた自分を思い出した。
夫の手はヒップを愛おしく撫で、乳房を情熱的に愛撫してくれた。
ビキニの中に滑り込み、秘所を小刻みに突いてきた指先。
駄目っ、そこは・・・・
私のものは、夫に背後から抱かれたときから、既に熱く潤っていた。
海の中でそんな風に抱かれるなんて、初めての経験だった。
周囲には、見も知らぬツアー客がいた。
彼らの視線を感じながら、私は夫に淫らな刺激を与えられ、たっぷり濡れた。
誰かに見られちゃう・・・・
たまらずに振り向き、夫と正面から抱き合い、キスを求めた私。
そんな一部始終を彼に見られたのかもしれない。
思い出すだけで、奈穂子は妙な気分になってくるような気がした。
「早く彼女ができるといいわね」
「無理ですよ、僕なんて」
「そんなことないと思うけどな」
月と星の輝きは、時間とともに増してきた。
波もすっかり穏やかになっている。
風もほとんどない。
時計を見た奈穂子は、午後11時過ぎであることを知った。
「将吾君、そろそろ寝ましょうか」
「でも、眠れるかなあ」
確かにこんな環境では簡単に寝つくこともできないだろう。
砂浜かデッキチェアに横になり、毛布にくるまるしかない。
「日が昇る頃にボートは来ると思うわ」
夫に早く抱かれたい。
昼間、久しぶりに快楽の予感に浸った人妻の肉体。
夫に激しく愛される自分を想像する奈穂子。
明日の朝、夫と再会することを待ち侘びながら、奈穂子は将吾に言った。
「じゃあ、もう少しこうしていましょうか」
「はい」
将吾が枯れ木を足して、火の勢いを強めようとする。
そのときだった。
「俺の島で何をしてるんだ」
突然何者かの太い声が響いた。
上半身裸のひげ面の男が、浜の端に立っていた。